旅する ミ ュ ー ジ ッ ク ・ ラ イ ブ ラ リ ー plus+

【旅するように生きるドラマー】がチョイスした珠玉の音楽、本、観光名所たち。動画を交えながらゆる~くご紹介していきます。

なんて素敵な "時間の無駄遣い"。 Waste / Phish


久しぶりの投稿は、

印象的なジャケット写真(あまりいい意味ではない)のフィッシュの名盤から。

 

Phishといえば、グレイトフル・デッド直系のジャム・バンドというイメージが強いです。

彼らの真骨頂といえば、数時間に及ぶ長尺ライブ。

YouTubeで「phish live」と打つと4時間超えのライヴがバンバン出てきます。

 

 

そんな中で、

愛すべき佳曲ともいうべきアコースティックなラブソングが、こちら。

 

歌詞はこちらをどうぞ。

Phish Lyric: Waste

 

もしも出来るのなら
君と時間の無駄遣いをしたかったな

 

このフレーズだけでもう泣けますね。

 

 

ライブも雰囲気があります。

決してうまいヴォーカルではないんですが、

なんというか、あたたかい声をしています。

 

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個人的には、発明的ともいえるギターソロのフレージングに毎回聞き入ってしまいます…

 

Billy Breathes
Billy Breathes

クラシカルな響きをもつ、サイケでフォーキーな名曲。 Alone Again Or / Love (1968)


サイケではあるんだけど、

アシッド・フォークの香りもするし、

ブラスやストリングスとの絡みも絶妙。

 

誰が主役というわけでもなく、

楽曲の中でそれぞれが見事に融合して一つの「ラヴ」という個性を形作っている、

そのバランス感覚が凄い。

 

アーサー・リーのへなへなした声も最初は好きとは言えなかったけど、

今では不意に聴き返したくなる中毒性がある。

 

はじめてルックスを見たときはびっくりした。

ただ、間違いなくただもんじゃない雰囲気は漂っている。

 

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この再現率の高さも凄い。

 

何といっても、イントロのギターアルペジオですよね。

このミステリアスな響き、何度聴いても飽きません。

(オリジナルとは違い、ライブではユニゾンになっていて音に厚みが出ています)

 

そこから一気にドラムとストリングスが入って加速していく感じもたまりませんよね。

 

 

フォーエヴァー・チェンジズ
フォーエヴァー・チェンジズ

クラムボンの「便箋歌」、聴くたびに優しい気持ちになれます


クラムボンのライブのゆるい感じ、素晴らしいですよね。

 

普通に雑談するし、

リハーサルでセトリにない代表曲演奏しちゃうし、

ミスやトラブルも笑いに変えちゃうし。

 

「音楽」ってこういうことだなーと、

彼女らを見る度に思います。

 

 

ドラマチック
ドラマチック

【ほっこりくつろぎジャズ】 ブラタモリでもお馴染み!セロニアス・モンク 「Dinah」


2:30でさらっと終わるソロ・ピアノの名曲。

ブラタモリ」で使用されて、一気に有名になった感があります。

 

 

世の中にはいろんなピアニストがいますが、

ぼくはこのモンクのなんとも親しみやすいメロディ・センスが大好きなんですよね。

 

なんというか、ちょっととぼけたような感じ。笑

 

料理をしているときのBGMにちょうどいいなと思ってるんですが、

こういうこと書くと村上春樹みたいでなんか妙な気分ですね。笑

 

 

ただこの曲が一曲目の「Solo Monk」、

リラックスタイムのBGMに、だら~っと流すには最適ですよ。

 

 

 

Solo Monk
Solo Monk

硬質だけどあたたかい、浮遊感漂うエレクトロ・ポップ The Postal Service (2003)


Death Cab For Cutie」のBenjamin Gibbardと、

DNTEL」のJimmy Tamborelloによるユニット。

 

こちらの記事でもトップ10にランクインしているくらい、

評価の高いアーティストです。

 

amass.jp

 

 

 ありそうでなかったエレクトロ。

 

Kyteだと幻想的すぎるし、

Radioheadだと暗すぎるし、

Owl Cityだとポップすぎる。

 

そんな気分の時に、

BGM気分で聴ける程よい感じがなんとも言えず好み。

 


 

 

 

GIVE UP ~ 10th Anniversary Edition~ [帯解説・2CD/国内盤] (TRCP-108/109)
GIVE UP ~ 10th Anniversary Edition~ [帯解説・2CD/国内盤] (TRCP-108/109)

メタラーおばあちゃんによるSepulturaのカバー、秀逸でした。

THE GRINDMOTHERによる、セパルトゥラのカバー。

 

前回の動画も素晴らしかったですが、

今回はとても聴き安い、メタルのお手本のような動画です。

原曲に忠実。

 

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良い声してますよね。

こんなパワフルなフロントがいたらバックも盛り上がります。

 

ちなみに原曲はこちら。1994年発表。

 

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Chaos A.D.
Chaos A.D.

【卑猥なスラングを爽やかな調べにのせて】 Jack and Diane / John Mellencamp


長年、なんて素敵な曲だろうと思って聴いていたのですが、

最近対訳を読んでなんとも言えない気持ちになりました。

 

Oh yeah, life goes on そうさ、人生は続いていくんだ

 

Gonna let it rock ロックしようぜ

Let it roll ロールさせるんだ(好きにやろうぜ、自由に生きようぜ)

 

このあたりは楽に聴きとれるので、

てっきり「ジャックとダイアン、いろいろあったけど人生これからだぜ」みたいな曲だと思っていたら。。。

 

まぁ、気になる方は下記リンクをチェックしてみてください。

onemusic1.blog133.fc2.com

 

 

赤面ですね。

 

ただ、映画のような青春像の切り取り方はさすがです。

開放感のある、いかにもアメリカンな曲調ともマッチしています。

 

 

びっくりしたのは、

最近のテレビ出演で娘さんとこの曲を歌っていたこと。

 

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この感覚はちょっとわからないです笑

 

 

 

ちなみに、この曲は1982年に発表されて4週連続ビルボードチャート1位を記録。

収録アルバムの「アメリカン・フール」もバカ売れしました。

ただ日本では知名度低いんですよね…

 

 

アメリカン・フール
アメリカン・フール