旅する ミ ュ ー ジ ッ ク ・ ラ イ ブ ラ リ ー plus+

【旅するように生きるドラマー】がチョイスした珠玉の音楽、本、観光名所たち。動画を交えながらゆる~くご紹介していきます。

【サイケといえば…】 ストーンズらしからぬ、ストーンズの大名曲 She's A Rainbow / The Rolling Stones


ビートルズの『サージェント・ペパーズ』に影響されて作られた、

なんともピンと来ないジャケットのアルバム『サタニック・マジェスティーズ』。

 

サタニック・マジェスティーズ
サタニック・マジェスティーズ

 

 

当初は駄作、失敗作と言われ続けていたらしいですが、

近年は『サイケの名盤』としての評価が定着しています。

 

この曲もCMで使用されてましたが、

イントロのピアノや管楽器・弦楽器との絡みが絶妙で、

まるでファンタジー映画を観ているかのよう。

 

ストーンズらしからぬ、甘美な世界が繰り広げられています。

 

 

アルバム自体も結構お気に入り。

特に『2000 man』のプログレッシブな展開は何度聴いてもにやついてしまいます。

 

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埼玉県北浦和発The Whoopsが初の全国流通盤!!

大好きなバンドが、

ついにナタリーの記事に掲載されました。

 

natalie.mu

 

 

内容もめっちゃ充実。

以前の記事でも紹介した『湘南新宿ラインのテーマ』をはじめ、

自費リリースされたこれまでの作品から代表曲3曲も新録Ver.で収録。

 

タワレコ各店をはじめ、

各所で売切れ・品薄が相次いでいるようです。

 

 

 

 

トレイラーを聴いていただければわかると思うけど、

しょーへいの絞り出すような滑舌の悪い鼻声がほんとに最高なのです。

女性Vo.とのユニゾン・掛け合いも、スーパーカー好きとしてはたまらない要素。

 

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もともとギターサウンドがやたらと良いバンドでしたが、

今回も往年のギターポップバンドを想起させるキラキラ具合です。

甘酸っぱい。 

 

個人的には『ドライヴ』がお気に入りだったりします。

 

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ちなみにAmazonのレビューもアツいことになっているようで。

読んでるこっちが嬉しくなります。

要チェックです~

 ↓ ↓ ↓

FILM!!!
FILM!!!

【スウェーデン発のシューゲイザー】 Pulling Our Weight / The Radio Dept


久々に良バンド発掘。

 

ベースがリードする構成はどことなくジョイ・ディヴィジョンを想起させつつ、

浮遊感はまさに往年のシューゲイザーバンド直系。

スカスカの乾いたドラム音が逆にいい味を出しています。

 

 

名前も知らなかったんですが、

マリー・アントワネット』でも使われてたらしいですね。

ソフィア・コッポラさんはほんとに毎回いいセレクトをしてくれる。

 

マリー・アントワネット オリジナル・サウンドトラック
マリー・アントワネット オリジナル・サウンドトラック

 

 

まだ数曲しか聴いてないですが、

「Heaven 's On Fire」っていう曲がかわいらしくて凄く好みでした。

どことなく翳りがあるところがまさしく北欧って感じですね。

 


冬になってから聴いたらまたいいんだろうなぁ。

 

 

Passive Aggressive: Singles 2002-2010
Passive Aggressive: Singles 2002-2010

なんて素敵な "時間の無駄遣い"。 Waste / Phish


久しぶりの投稿は、

印象的なジャケット写真(あまりいい意味ではない)のフィッシュの名盤から。

 

Phishといえば、グレイトフル・デッド直系のジャム・バンドというイメージが強いです。

彼らの真骨頂といえば、数時間に及ぶ長尺ライブ。

YouTubeで「phish live」と打つと4時間超えのライヴがバンバン出てきます。

 

 

そんな中で、

愛すべき佳曲ともいうべきアコースティックなラブソングが、こちら。

 

歌詞はこちらをどうぞ。

Phish Lyric: Waste

 

もしも出来るのなら
君と時間の無駄遣いをしたかったな

 

このフレーズだけでもう泣けますね。

 

 

ライブも雰囲気があります。

決してうまいヴォーカルではないんですが、

なんというか、あたたかい声をしています。

 

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個人的には、発明的ともいえるギターソロのフレージングに毎回聞き入ってしまいます…

 

Billy Breathes
Billy Breathes

クラシカルな響きをもつ、サイケでフォーキーな名曲。 Alone Again Or / Love (1968)


サイケではあるんだけど、

アシッド・フォークの香りもするし、

ブラスやストリングスとの絡みも絶妙。

 

誰が主役というわけでもなく、

楽曲の中でそれぞれが見事に融合して一つの「ラヴ」という個性を形作っている、

そのバランス感覚が凄い。

 

アーサー・リーのへなへなした声も最初は好きとは言えなかったけど、

今では不意に聴き返したくなる中毒性がある。

 

はじめてルックスを見たときはびっくりした。

ただ、間違いなくただもんじゃない雰囲気は漂っている。

 

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この再現率の高さも凄い。

 

何といっても、イントロのギターアルペジオですよね。

このミステリアスな響き、何度聴いても飽きません。

(オリジナルとは違い、ライブではユニゾンになっていて音に厚みが出ています)

 

そこから一気にドラムとストリングスが入って加速していく感じもたまりませんよね。

 

 

フォーエヴァー・チェンジズ
フォーエヴァー・チェンジズ

クラムボンの「便箋歌」、聴くたびに優しい気持ちになれます


クラムボンのライブのゆるい感じ、素晴らしいですよね。

 

普通に雑談するし、

リハーサルでセトリにない代表曲演奏しちゃうし、

ミスやトラブルも笑いに変えちゃうし。

 

「音楽」ってこういうことだなーと、

彼女らを見る度に思います。

 

 

ドラマチック
ドラマチック

【ほっこりくつろぎジャズ】 ブラタモリでもお馴染み!セロニアス・モンク 「Dinah」


2:30でさらっと終わるソロ・ピアノの名曲。

ブラタモリ」で使用されて、一気に有名になった感があります。

 

 

世の中にはいろんなピアニストがいますが、

ぼくはこのモンクのなんとも親しみやすいメロディ・センスが大好きなんですよね。

 

なんというか、ちょっととぼけたような感じ。笑

 

料理をしているときのBGMにちょうどいいなと思ってるんですが、

こういうこと書くと村上春樹みたいでなんか妙な気分ですね。笑

 

 

ただこの曲が一曲目の「Solo Monk」、

リラックスタイムのBGMに、だら~っと流すには最適ですよ。

 

 

 

Solo Monk
Solo Monk