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【旅するように生きるドラマー】がチョイスした珠玉の音楽、本、観光名所たち。動画を交えながらゆる~くご紹介していきます。

現役ドラマーが結婚式・披露宴で実際に使用したBGMセットリスト!! 【Vol.1 挙式編】

私事ですが、3月に入籍、先月6月に結婚式を行ってまいりました!

ここでは、その時に実際に使用したBGMを大公開しちゃおうと思います。

 

ちなみに当初、式は行わない予定でした。

 

でも、色んな方の後押しもあり、

今住んでいる福井から600km離れた妻の故郷福島県で、

親族のみの式と披露宴を行うことに。

 

両家ともに音楽好きの家系。

せっかくやるのだから、BGMもめっちゃこだわろうと思い、

出来上がったのがこのプレイリスト。

 

結果、やってる最中も、終わった後も、

「あそこであれ流すのは反則だわ」

「BGMでテンション上がった!」

と出席者の印象にも残るBGMになりました。

 

前置きが長くなりましたが、

参考までにご覧ください。

 

 

チャペル挙式BGM!!

 

 基本的に挙式中のBGMは会場のおまかせにしました。

聖歌隊やオルガン奏者による「The Rose」や「アメイジング・グレース」など、

王道の選曲。

 

ちなみに当初の案では、こういったものも候補でした。

さすがにボツになりましたが…笑

 

青い影 / プロコル・ハルム

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クリムゾンキングの宮殿 / キング・クリムゾン 

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展覧会の絵 / エマーソン・レイク&パーマー

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 挙式後BGM!!

 

挙式後、屋外でのフラワーシャワーで流した曲。

外なので、開放感のある曲を中心に選曲しました。

 

【入場&フラワーシャワー】

サラウンド / クラムボン


邦ロック好きの自分の妹は、この曲で早くもうるっと来たらしい。

 

【ブーケトス】

Baby I Love You / くるり

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くるりは絶対入れたかった。 

散々迷ったけど、入れようか迷っていた

The La'sの「There She Goes」に似ていることもあり、

一石二鳥なこの曲に。

 

 

【フォトタイム】

Philosophy / Ben Folds Five

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4人兄弟の末っ子の妻が、

洋楽好きの次男さんに教えてもらったというベンフォールズファイブ。

野外で聴くとやっぱり最高でした。

ラストのカウントの掛け声部分はiTunesで編集してカットしました。

 

Fire Sign / BUMP OF CHICKEN

youtu.be

これも自分の妹向け。

「誰かのために生きる」っていうフレーズがいいですよね。

 

Life / Des'ree

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歌詞的には結婚式っぽくないけど、曲調がいいので。

「You Gotta Be」も流したかったな。

 

 

⇒ 【Vol.2 披露宴演出編】に続く。

寒い冬の日に聴きたい 【ネオアコ/ギター・ポップ】 の名曲7選!!

寒い寒い寒い!!

外はなかなか過酷な世界が拡がってまして、

できれば家でぬくぬくと過ごしたいところ。

 

ですが!

冬の澄んだ空気の中を散歩するのは、意外といいリフレッシュになります。

ってことで、冬の散歩がちょっとだけ楽しくなるようなネオアコギターポップの名曲をまとめてみました~

 

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Walk Out to Winter / Aztec Camera (1983)

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ネオアコの代名詞。

アズテック・カメラのこの名曲を挙げないわけにはいきませんね。

 

『冬に向かって歩き出そう』というタイトルのこの曲。

発表当時19歳だったロディ・フレイムの瑞々しい感性が余すところなく発揮されていて、聴いてると10代の頃の冬の日を思い出しちゃいます。

 

ハイ・ランド、ハード・レイン
ハイ・ランド、ハード・レイン

 

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If You're Feeling Sinister / Belle And Sebastian (1997)

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子どもたちのざわめきの中から、触れたら壊れてしまいそうなほどに繊細なメロディが生まれ、紡がれていきます。

 

冬の灰色をした雲の下を歩くときには、この曲の雰囲気がとても良く合う。

 

天使のため息
天使のため息

 

 

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There She Goes / The La's (1989)

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オアシスの兄貴分として知られる、天才リー・メイヴァ―ス率いる伝説のバンド。

オリジナルアルバムはこの曲を含むアルバム一枚のみ。

 

単純なコード進行、歌メロもシンプル。

でも、だからこそ、一度聴いたら忘れない

名プロデューサー、スティーブ・リリーホワイトの手腕によるなめらかな音世界が気持ちいい。

 

ラーズ(+8)
ラーズ(+8)

 

 

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 Luka / Suzanne Vega (1987)

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この方を、そしてこの曲をここに挙げるのは若干気が引けるが、

冬空の下を散歩するときに似合うということで。

 

女性フォークシンガーによる、児童虐待をテーマにした異色のヒット曲。

しかしながら曲調はポップ。

 

このイントロのシロフォン?の音色を聴くと、頭の中に一瞬で冬景色が浮かびます。

 

Solitude Standing
Solitude Standing

 

 

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Obscurity Knocks / Trashcan Sinatras (1990)

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ネオアコ/ギターポップ界隈で随一の名曲と言われています。

キラキラとしたギターの音の洪水はこれ以上ない快感。

 

Vo.のフランシスは、「Perfect」で有名なフェアーグラウンド・アトラクションのエディ・リーダーの弟。

近年も精力的に活動しており、かなりの頻度で来日もしている。

 

Cake
Cake

 

 

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On Box Hill / Ben Watt (1983)

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エヴリシング・バット・ザ・ガールでの活動で知られるベンワットのソロ作より。

『ノース・マリン・ドライヴ』という、イギリス中部に実在する通りから名付けられたアルバムタイトル。

その響きから連想される寒々しさや孤独感が、透明感のあるサウンドと切なげなヴォーカルによって表現されています。

 

ノース・マリン・ドライヴ
ノース・マリン・ドライヴ

 

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Bonny / Prefab Sprout (1985)

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最後はこの曲で。

日本では壊滅的に知名度がないプリファブ・スプラウト

切ないメロディとくぐもったサウンドがとても好き。

透明感のある女性Vo.との絡みがまた極上なのだ。

 

スティーヴ・マックイーン
スティーヴ・マックイーン

【最強の美メロ】 かつての"アイドルバンド"による起死回生の一曲。 Ordinary World / Duran Duran


最近こういうスケールの大きい曲ってないですよね。

 

80年代初頭、ニューロマンティックの旗手としてアイドル並みの人気を誇った彼らですが、後半になるとメンバー脱退や音楽性の迷走で徐々に人気が低迷。

 

シーンから完全に遠ざかったころ、

1992年に発表されたこの曲の大ヒットで完全復活。

新たな層のファンを獲得し、以後、実力派バンドとして地位を確立していくことになります。

 

 

かつて、 サイモン・ル・ボンの鼻声や特徴的な唄いまわしが、

これほどまでに気持ちよくハマった例はあっただろうか?

 

これまでのデュラン・デュランにはなかった、

ロディアスな泣きのギターソロ(新メンバーのウォーレン・ククルロによる)も、

曲に抜群の聴きどころを提供しています。

 

 

ザ・ウェディング・アルバム
ザ・ウェディング・アルバム

【なぜか狂気すら感じる、可愛らしいボサ・ノヴァ】 Busy Doin' Nothin' / The Beach Boys (1968)


『ぼくの家まではこんな道順だよ』

『電話しようと思ったら、メモが見つかんない。手紙でも書こうか~』

 

 

おおよそこんな他愛もない日常が歌われ続ける、

ブライアン・ウィルソンの(ほぼ)ソロ曲。

 

当時のブライアンはアルコールとドラッグ漬けで廃人同然。

精神が極限まで不安定な状態で、一日中引きこもっていたにも関わらず、

こんな愛すべき作品を生み出してしまいます。

 

これがブライアンの天才たる所以。

頭をくいっとひねれば、メロディなんて無限に出てきたんでしょう。

 

これほど個人的な内容にも関わらず、

ポップなメロディとこじゃれた管楽器アレンジによって、

収録アルバム『フレンズ』の中でも出色の名曲として存在感を発揮することになります。

 

 

フレンズ +3
フレンズ +3

 

 

僕はビーチ・ボーイズという、

なんとも人間臭くて欠陥だらけの集団がとても好きなんですが、

なんだかんだ一番再生回数が多いのはこのアルバムだったりします。

 

発表当時はビルボードTOP100にすら入らなかった失敗作扱いだったんですが、

近年はソフト/サイケ・ロックの名盤として様々なアーティストがフェイバリットに挙げている一枚。

ブライアン自身も一番好きだと言ったとか言わないとか。

 

一聴すると地味なんですが、

美しいメロと繊細なサウンドで全体に統一感があって、

かつところどころにブライアンならではの『天才的な閃き』と『狂気』が見え隠れしている点が、長年のリピートに耐えうる理由でしょう。

 

【『ご当地ソング』の元祖!?】 柳ヶ瀬ブルース / 美川憲一 (1966)


50年前に発表された、美川憲一出世作

デビュー時の青春歌謡路線から演歌・ムード歌謡路線に転向し、

見事120万枚を超える大ヒットを記録した3rdシングルです。

 

雨の降る夜は 心もぬれる

 

という印象的な歌い出しが好きで、雨の日にはなんとなく流したくなる曲。

 

 

当初この暗い雰囲気を本人はあまり好ましく思っておらず、

反抗の意味を込めてぶっきらぼうに歌ったら、

逆にプロデューサーに気に入られてしまった、

というエピソードがよくテレビなどで語られています。

 

 

また、この曲はご当地ソング』の元祖という顔もあるとのこと。

ウィキペディアによると、以下の通り。

 

 日本クラウンは曲の舞台となった地元柳ヶ瀬とタイアップし、この曲が柳ヶ瀬で流行っているとして、スポーツ新聞や週刊誌の記者を取材ツアーに招待、地元でも記者の飲食費を負担するとともに、当日はどこに行ってもこの曲を流し、歌うようにしておいた。

このタイアップの結果、この曲が120万枚を超えるヒット曲となって柳ヶ瀬の地名が全国に知られるようになるとともに、美川自身もスター歌手としての地位を確立していくこととなる。


いわゆる「ご当地ソング」という言葉は、当曲が評判になり始めた頃クラウンレコード日本クラウン)の宣伝担当者が使い出して広まったとされる。

 

また、この曲は、1967年に出した『新潟ブルース』、1968年に出した『釧路の夜』と共に、美川のご当地ソングシリーズ三大ヒット曲と謳われている。

 

 

なるほど~、という感じですね。

今では全国各地で『ご当地○○』が横行してますが、

ここまで戦略的にやってこそホンモノですね。

 

 

美川憲一 ベスト CRC-1616
美川憲一 ベスト CRC-1616

【サイケといえば…】 ストーンズらしからぬ、ストーンズの大名曲 She's A Rainbow / The Rolling Stones


ビートルズの『サージェント・ペパーズ』に影響されて作られた、

なんともピンと来ないジャケットのアルバム『サタニック・マジェスティーズ』。

 

サタニック・マジェスティーズ
サタニック・マジェスティーズ

 

 

当初は駄作、失敗作と言われ続けていたらしいですが、

近年は『サイケの名盤』としての評価が定着しています。

 

この曲もCMで使用されてましたが、

イントロのピアノや管楽器・弦楽器との絡みが絶妙で、

まるでファンタジー映画を観ているかのよう。

 

ストーンズらしからぬ、甘美な世界が繰り広げられています。

 

 

アルバム自体も結構お気に入り。

特に『2000 man』のプログレッシブな展開は何度聴いてもにやついてしまいます。

 

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埼玉県北浦和発The Whoopsが初の全国流通盤!!

大好きなバンドが、

ついにナタリーの記事に掲載されました。

 

natalie.mu

 

 

内容もめっちゃ充実。

以前の記事でも紹介した『湘南新宿ラインのテーマ』をはじめ、

自費リリースされたこれまでの作品から代表曲3曲も新録Ver.で収録。

 

タワレコ各店をはじめ、

各所で売切れ・品薄が相次いでいるようです。

 

 

 

 

トレイラーを聴いていただければわかると思うけど、

しょーへいの絞り出すような滑舌の悪い鼻声がほんとに最高なのです。

女性Vo.とのユニゾン・掛け合いも、スーパーカー好きとしてはたまらない要素。

 

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もともとギターサウンドがやたらと良いバンドでしたが、

今回も往年のギターポップバンドを想起させるキラキラ具合です。

甘酸っぱい。 

 

個人的には『ドライヴ』がお気に入りだったりします。

 

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ちなみにAmazonのレビューもアツいことになっているようで。

読んでるこっちが嬉しくなります。

要チェックです~

 ↓ ↓ ↓

FILM!!!
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