旅する ミ ュ ー ジ ッ ク ・ ラ イ ブ ラ リ ー plus+

【旅するように生きるドラマー】がチョイスした珠玉の音楽、本、観光名所たち。動画を交えながらゆる~くご紹介していきます。

朝の唄

【メロディ・メーカー】 トッド・ラングレンの隠れた名曲 "Love Of The Common Man"

トッド・ラングレンという人は、 何とも形容しがたいアーティストだ。 作品数も膨大かつ音楽性の変化も激しく、 自分ですべての楽器を演奏・録音するマルチ・アーティストの草分けとしても知られ、 プロデュース作もXTCからグランド・ファンクから多岐に渡る…

やっぱり僕はこの曲が好きだ。 Elevator / Cloudberry Jam(1995)

www.youtube.com 少しくぐもった音像が、8mmフィルムの映像を観ているかのような気分にさせてくれます。 スウェーデン出身のアーティストは、どうしてこうも日本人の感性を刺激するのでしょうか? 休日になると無性に恋しくなる曲です。 クラウドベリー・ジ…

【ピチカート~シンバルズ直系!】 BABY, BABY / TWEEDEES

元Cymbalsの沖井礼二と、 デビュー時25歳という新進気鋭のVo.清浦夏実によるユニット、トゥイーディーズ。 タイトルの通り、 ピチカート・ファイブを連想させる編成・高度な音楽性と、 Cymbals時代から一貫している沖井節。 最初聴いたときは土岐麻子の亡霊…

【プリンス天才だわ~、な一曲】 マニックマンデー / バングルス

ガールズバンド史上に残る大成功を収めたバングルス。 プリンスはデビュー当時から彼女たちが大のお気に入りで、 この曲は彼が「クリストファー」という変名で提供した曲になります。 まさにスザンナ・ホフスが歌ってこその名曲。 ドライブの時なんかに流れ…

【オアシスが『世界で2番目に偉大』と称したバンド】 ティーンエイジ・ファンクラブの個人的名曲BEST 5

ティーンエイジ・ファンクラブ (Teenage Fanclub) は、スコットランドはグラスゴー出身のオルタナティヴ・ロックバンドである。略称は『TFC』。 ―Wikipedia 1991年にリリースした2ndアルバム「Bandwagonesque(バンドワゴネスク)」が、ニルヴァーナを発端と…

【邦楽元ネタ特集】 『ESCAPE』 / MOON CHILD の元ネタ。

この曲かっこいいんですよね。 妖艶な雰囲気がクセになります。 Vo.の佐々木収が同郷の岩手出身ということで、 なんとなく親近感を持っているバンドでもあります。 さて、この独特のイントロ、 実は元ネタがあったんです。 (あくまで推測ですが、影響はほぼ…

【特集】 椿屋四重奏の名曲BEST10を勝手に選んでみた。

椿屋四重奏 椿屋四重奏(つばきやしじゅうそう)は、2000年に結成された日本の3人組ロックバンド。和を意識した楽曲、初期はライブを『演舞』と呼んでいた等、艶ロックと称される強烈な個性で日本のロックシーンに新たな風を吹き込んだ。(wikipedia) 10 …

【ジャズ・ファンク色強めなシティ・ポップスの新星】 ジニア / ウエノレイバンド

以前都内のシェアハウスにお邪魔した時、 怪獣ピクニックのメンバーが突然連れてきたウエノレイくん。 見た目のオシャレ具合と裏腹に、 関西風お笑いのノリを合わせ持つ最高にゴキゲンなあんちゃんでした。 アー写見てみんなでバカにしまくりましたが、音聴…

【英国の田舎の休日って、多分こんな感じ。】 Picture Book / The Kinks

イギリスからしか生まれ得ないサウンド。 午後の昼下がり、紅茶でもまったり飲みながらとか、いいじゃないですか。 一般的には「You Really Got Me」のとんがったイメージが先行しますが、 彼らのアイデンティティはむしろ牧歌的なフォーク / カントリー・ロ…

【日本で唯一、セルジオ・メンデスに認められた男】 横倉裕のボサ・ノヴァに、酔う。

日本人の知らない、日本の天才がいます。 横倉裕。 YUTAKAの名前で、フュージョン/アダルト・コンテンポラリーの最大手、GRPレコードと初めて契約した方です。 活動拠点を海外に移したため、日本での知名度は不当に低い。 しかしながら、あと数年日本で活動…

【あったかいエレクトロ】 Always Was Your Girl / Everything But The Girl

ブログやSNSで何度か呟いているこの曲。 やっぱり好きですな~。 冬になると絶対聴かずにはいられない。 ドラムも打ち込みですし、シンセばんばん使ったAOR調の曲なんですが、 なんだかあったかい音使い。 Idlewild: Deluxe Edition 「ザ・新婚さん」みたい…

【冬の散歩のお供に。】 公園へあと少し / THE MAD CAPSULE MARKET'S

冬の朝 1人で歩いた 曇り空と霧の中 吐く息がとても白いと 公園へあと少し マッドはラップスタイルが定着してからの方が好きなんですが、 この曲は例外ですね。 ベースがリードする穏やかな三拍子からの、急激なリズムチェンジ。 KYONOのVo.も哀愁が漂ってと…

【知らなきゃ損する!】 ハンバートハンバートの2人が紹介するマイナーな極上の音楽

ソースはこちらの二つ。 www.hmv.co.jp musicshelf.jp この中で、個人的に知らなかった音楽を3つほど抜粋してご紹介します。 Kate Rusby 佐野遊穂さん好きにはたまらない、透明で伸びのある声。 優しいアコースティックな音像。 民族音楽チックなところも、…

【冬の清々しい空気、凛としたアコギの音色】 『み空』 / 金延幸子(かねのぶさちこ)

「あなたから遠くへ」 / 金延幸子 『和製ジョニ・ミッチェル』とも評される彼女を知ったのは大学時代。 はっぴいえんど好きな先輩が、 「俺ねー、まじでねー、こんな美しい日本語出会ったことないわー。」 と不思議なトーンで進めてくれたのがきっかけでした…

【今日のアーティスト】 さかな -SAKANA-

サカナクションでも、 フィッシュマンズでもなく、 「さかな」です。 1983年から活動を続ける男女デュオ。 アコースティックな味わいが最高です。 Vo.のpocopenさんの声質は、以前取り上げた中村マリさんに通ずるところがあります。 music-library.hatenablo…

【特集『'97世代』】 くるり

彼らに関しては改めて説明の必要もないと思いますので、好きな曲ばっかバンバン貼っちゃいます。 一曲目は僕が邦画にハマるきっかけになった『天然コケッコー』より。 木村カエラのカバーVer.も好きだった。 2曲目。 地方出身者のアンセムだと思ってます。 …

【朝の時間をゆったり優雅に】アメリカン・モーニング / Randy Vanwarmer

ガラス細工のように繊細な歌声。 バックの演奏も非常にソフトかつウォームで、 朝の木漏れ日を表現しているかのようです。 この動画を作成した方の画像のチョイスも素晴らしいですね。 原題は「Just When I Needed You Most」ですが、 この邦題を「アメリカ…

【早朝散歩のお供に】Women of the World / Jim O'Rourke

ジム・オルークさんの名曲。 ボヨ~ン うにょ~ん という音世界が気持ちいい。 移住してから朝型生活がすっかり定着したのですが、 早朝、日の出前の川沿いを散歩しながらこれを流すのが 最近の定番。 むらさき色の空を眺めながら、 ぼんやりゆっくりとサン…

【二日酔いの朝に】 Sunday Morning / Velvet Underground

頭がボーっとする、ちょっと飲みすぎた次の日。 ぼんやりした頭で耳を傾けるにはもってこい。 ちょっとしたトリップ体験。 【収録アルバム】 The Velvet Underground & Nico 45th Anniversary posted with AZlink at 2015.8.18 Nico and The Velvet Undergro…