kocorono / bloodthirsty butchers (1996)
映画が制作されたことで、最近話題になることの多いブッチャーズ。
正直、7月以外が平坦な印象でまともに聴いてなかったんですが、
完全版発売と聞いて聴き直して以来ハマってしまいました。
言葉のひとつひとつが突き刺さる感じ。
「大人になんか解ってたまるか」
「星も泣いてる ぼくも涙止まらない ゆすらないでくれ さわらないでくれ」
男臭くてぶっきらぼうな歌唱、荒々しくてノイジーなギター、空間をつくり出すような独特のベース、タイトでツボをおさえたドラミング。
エモーショナルとはこういうことなのかなぁと思う。
今となっては全曲好きだけど、やはり「7月/july 心」は特別。
イントロが流れた瞬間に夏の景色が広がる感じがする。
2000年のAIR JAMの映像がこの曲の雰囲気を良く捉えていると思う。
余談だが、ブッチャーズに加入した元ナンバガの田淵ひさ子、
ステージでの男顔負けのプレイスタイルと裏腹に、
ツイートがいちいち可愛らしい!
ギャップでキュン死にしてしまいそうだw