彩(エイジャ)~aja / Steely Dan (1977)
完璧なアルバムは?
って聴かれたら、好みとか思い入れとか抜きでこのアルバムを挙げてしまう人が結構多いんじゃないか。
超一流ミュージシャンを惜しげもなく起用して
その上気に入らなきゃ即クビ。
そして出来たのがこんな音楽。
ジャケット・曲・演奏に至るまで、統一感があって寸分のスキもない。
聴いてるこっちが緊張感を覚えるくらい完成されてる。
まぁ、一聴すると変なおっさんたちが気持ち悪いポップソング歌ってるようにしか聞こえないんだけれども。
現代にいたるまでトップミュージシャンとして活躍してる人たちの、プライドをかけた渾身のプレイが聴ける一枚です。
「東京行ったらこれ聴きながら夜の街に繰り出すんだ!」
とか思ってた中学時代。
実際夜の東京でこれ流しても全然合わないんだよね。
これはアメリカの音楽だ。