【特集『'97世代』】 スーパーカー -supercar-
SUPERCAR 『White Surf style 5. from DVD「LAST LIVE 完全版」』
一般に、『97世代』と呼ばれる邦楽ロックの大御所たちがいます。
がそのメンツ。
あまり邦楽を聴かない人でも、名前だけは目にしたことがあるのではないでしょうか。
解散したり、逆にバンド形態になったり肩書きは変化していますが、今でも第一線で活躍する人ばかりです。
今回取り上げたスーパーカーは、大学時代一番コピーしたバンドで、個人的に特に思い入れの深いバンド。
(私は岩手県九戸郡出身。八戸までは車で1時間ほどで、週末はよく買い物に行っていました。)
何はともあれ、凄くないですか??
最初に挙げた動画。
この動画以上にかっこいいライブのオープニングには、まだ出会ったことがありません!!
シーケンサーの耳馴染みの良いサウンドと、ノイジーなギターのバランスが絶妙。
このラストライブのDVDはほんと完成度が高いので、入門編としてもオススメです。
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スーパーカーはアルバムごとにサウンドが大きく変わっていて、後期にいくにつれてエレクトロニカ/音響派ポストロック的な色合いが強くなっていきます。
個人的には、初期の2枚が特に好き。
1st【スリーアウトチェンジ】
ジャケットからして『青い』!!
初期衝動、甘酸っぱい青春な感じがたまりません。
ポップ・シュ―ゲイザーの金字塔です。
[PV] SUPERCAR - Cream Soda - YouTube
聴いた瞬間に高校時代の光景がフラッシュバック。
青い。
いつかは君に本当のことを言わなきゃなって思ってた。
いしわたり淳治の作詞センスはすでにずば抜けてます。
もう一曲。
晴れた日の散歩に欠かせない曲。
フルカワミキのヘタウマなVo.は妙に癖になります。
(くるりの『ばらの花』でコーラスつけてるのも彼女)
2nd【JUMP UP】
ジャケットはなんとも言えないデザインですが。
全体にアナログレコードのヒスノイズがわざと入っていて、独特の雰囲気になってます。
「音の魔術師」とも評されるナカコーの音色センスは、このアルバムあたりからより顕著に。
SUPERCAR - "My Girl" MV - YouTube
雨の日に無性に聴きたくなる曲。
それにしても、ナカコーの美声はうらやましいなぁ
小山田圭吾が絶賛しただけあります。
最後に余談。
自分はアニメなんかはあまり見ない方なのですが、『エウレカセブン』で使われた次の曲がめっちゃアニメファンの間で人気みたいですね。
Eureka seveN - Storywriter - YouTube
イントロの音飛び処理が斬新。
3話くらい観ましたが、めっちゃ面白いですねこのアニメ!!
このクソ忙しい時期に、中毒に陥りそうです。危ない。
しかもこの曲、たいていクライマックスシーンで使われるからすげぇテンション上がる!