【特集】 80年代を彩ったオーストラリア出身アーティスト BEST5!!
オーストラリアは何気に、有名ミュージシャンを数多く輩出しています。
AC/DCやジェット、カイリー・ミノーグやゴティエなどはその代表格ではないでしょうか?
ちなみに、出身地は違いますが、ビージーズやオリビア・ニュートン・ジョンもオーストラリアで育ち、下積みやレコードデビューをしています。
今回はそんな中で、特に80年代に焦点を当てて名曲の数々を振り返ってみようと思います。
第5位 リック・スプリングフィールド
80年代前半、端正なルックスと爽やかなギター・ロックでヒットを連発。
『ジェシーズ・ガール』『ラヴ・サムバディ』などが特に有名。
特に前者はポップな中にも不器用な男の哀愁が感じられる、一度聴いたら忘れられない名曲です。
余談ですが、個人的にはこのビック・ヒット・アルバムのジャケットのシュールさが非常に好き。
第4位 INXS(インエクセス)
1997年に自殺でこの世を去ったカリスマ、マイケル・ハッチェンスを中心とするロックバンド。
商業的な成功度合でいえば、この記事で紹介するアーティストの中ではダントツ。
ダンサブルなビートと硬質なギターサウンドが特徴。
見ての通り、このPVは日本で撮影されています。
せっかくなので、現在までに1000万枚のセールスを達成している代表作『KICK』から、全世界でビッグヒットを記録した名曲たちも貼っておきますね。
第3位 クラウデッド・ハウス
一般的には『一発屋』のイメージが強いため、この順位は高すぎるのでは?と感じる人も多いかもしれません。
…自分でもそう思います。笑
ただ、この一曲への思い入れが強すぎるので、あえてインエクセスたちより上位に置かせていただきます。
意味深な歌詞がまたいいんです。
全体のテーマもはっきりとはわからないけど、次のフレーズがとても味があって。
奴らがやってくる
ぼくらの間に壁を築こうと
でもぼくらは分かってる
そんなものに勝ち目はないと
時代を超えた名曲とは何なのか、下のライブ動画を見ればよく分かります。
この横ノリの浮遊感、そして涙腺への刺激具合はなんなんだろう…。
シックスペンス・ノーン・ザ・リッチャーのカバーがまた素晴らしいんです。
第2位 エア・サプライ
『ペパーミント・サウンド』と呼ばれる清涼感溢れるサウンドでヒットを連発した、AORを代表するアーティスト。
この曲の壮大でドラマティックな展開は聴きごたえ抜群です。
映画を一本観るのと同じくらいの満足感。
彼らは日本版のアルバムジャケットがいちいち美しい。
Forever Love: Greatest Hits (Arg)
第1位 メン・アット・ワーク
完全に私の趣味が出てしまった。
82年に世界進出し、いきなり2曲の全米No.1とグラミー賞新人賞を獲得した異色のバンド。
デビューアルバム『ワーク・ソングス』は全世界で2000万枚を売り上げています。
…と書きながら、上の曲はセカンドアルバムの曲。全米3位。
コリン・ヘイの声、ビールとか炭酸飲料が飲みたくなる感じで好きなんですよね。
サウンドもシンプルで大げさじゃない感じも好印象。
下記の二曲が全米No.1ヒットです。
(最初音が飛んでいる…)
邦題「ノックは夜中に」。
サックスソロの伴奏の薄~い感じが逆にいい。
いかにもMTV全盛時代という感じの、陽気なビデオ。
「ダウン・アンダー」とは「地図の下の方にある国」ということで、
オーストラリア出身バンドとしての自虐ネタ。
このユーモアセンスが受け、一時はオーストラリアのロックを称して「オージー・ロック」なる言葉も生まれるなど、シーンに対して影響力を持ちました。
とまぁ、こんなところです。
いかがだったでしょうか?
お気に入りのアーティストは見つかりましたか?