【グラミー受賞】 大御所女性ブルースギタリスト、ボニー・レイット奇跡の復活作。
今日は雨ということもあり、
無性にアダルト・コンテンポラリーが恋しい一日。
70年代にデビューし、評論家筋からは絶大な支持を得つつも、
商業的には不遇な時代を送ったボニー・レイット。
下の動画は74年のものですが、
ぼくはこの時代の空気感も大好きだったりします。
独特な哀愁がありますよね。
Give It Up | |
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そんな彼女と手を組み、
一気にメジャーへと引き上げたのがプロデューサーのドン・ウォズ。
WAS NOT WASでの活動でも有名です。
このファンキーな曲、どこかで聞いたことがある方もいらっしゃるかも。
What Up Dog | |
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彼の手腕により、
冒頭のAOR的アプローチとスライドギターが唸るブルースロックが見事に融合。
穏やかで耳に優しく、それでいてダイナミズムも感じさせる作品が出来上がりました。
この作品はビッグヒットを記録し、89年のグラミーを受賞するまでに至ります。
ぼくはこの作品の持つ独特の包容力みたいなものが好きで、
ついついCDに手が伸びてしまいます。
濃い紅茶を淹れたくなる一枚。