【騒々しい夏の日に】 やがて鐘が鳴る / フリッパーズ・ギター
オザケンこと小沢健二とコーネリアスの小山田圭吾が組んでいた奇跡のバンド。
軽快にかき鳴らされ、重ねられていくギター。
せわしなく打ち鳴らされるスネア。
そんな喧噪のなか、力むことなく響く独特の歌声。
こんなおしゃれで爽やかで静かに激しい音楽があったのかと。
なんとも言えないこのスイング感。
なんだか、聴いてるうちにワクワクしてきませんか?
この曲を聴いて街へ繰り出そう!!
【収録アルバム】
Three Cheers for our side ~海へ行くつもりじゃなかった
posted with AZlink at 2015.8.18
出す曲、アルバム全てが名盤といっても過言ではないフリッパーズ。
何枚目派かで意見も分かれることもしばしばですが、
ぼくはこの一枚目がダントツで好き。
ワーゲンバスでこのアルバムを流しながら海に向かってみたい。
トータルな完成度、
統一感のある音世界、
「渋谷系」の幕開けを飾る名盤であり、
その完成系ともいえるかもしれません。
随所にみられる洋楽の名曲の「パクリ」「オマージュ」をさがすのも面白い。