旅する ミ ュ ー ジ ッ ク ・ ラ イ ブ ラ リ ー plus+

【旅するように生きるドラマー】がチョイスした珠玉の音楽、本、観光名所たち。動画を交えながらゆる~くご紹介していきます。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【特集】 80年代を彩ったオーストラリア出身アーティスト BEST5!!

オーストラリアは何気に、有名ミュージシャンを数多く輩出しています。 AC/DCやジェット、カイリー・ミノーグやゴティエなどはその代表格ではないでしょうか? ちなみに、出身地は違いますが、ビージーズやオリビア・ニュートン・ジョンもオーストラリアで育…

【史上最大のメディア戦略】 歴代グラミーでNo.1の記録を残したクリストファー・クロスという男について

もしこのアーティストのことをご存知ない方は、 ぜひ目を閉じてどんな人が歌っているかを想像していただきたい。 どんな男性が思い浮かんだだろうか? ちなみに私は下記のアルバムジャケットしかビジュアルイメージがない中で想像し、 『軽やかな金色の長髪…

【デトックス】心を綺麗に保ちたいときに見る動画

最近、人間の心の『弱い部分』『汚い部分』を見せつけられる機会が多くて。 それらを(が)形成している日本社会、 特に行政やマスコミの矛盾点や醜い部分にずっと触れていると、 自分の信念自体が歪んでいくような気分になります。 そんな時に見る動画が、…

【AORの隠れ名曲】 Altogether Alone / ハース・マルティネス

ザ・バンドのロビー・ロバートソンに見いだされ、 1975年にリリースされた『ハース・フロム・アース』の一曲目。 ハース・フロム・アース <Free Soul SHM-CD Collection> ドクター・ジョンを思わせるダミ声を、 ソフト&メロウな曲調に乗せてささやくように唄う。 この曲はボサノヴァちっ</free>…

【山下達郎のパクリ疑惑もある、ソウル・アンセム】 トリッピング・アウト / カーティス・メイフィールド

1980年に発表された、ソウル界の功労者カーティス・メイフィールドによる傑作。 この独特のリズム・パターンは、その後様々なアーティストがこぞって取り入れることになります。 特に山下達郎の「あまく危険な香り」は有名ですね。(本人は「たまたま似ただ…

こんなにあったかいライブができるなら、ミュージシャンとしてこれ以上幸せなことはないです。

イントロが流れた瞬間の大歓声。 フレーズの切れ目もお構いなしに合いの手を入れまくる観客。 サビで自然に巻き起こる大合唱。 いろんな意味で観客全員が"酔っている"。 バックミュージシャンの演奏も観客の熱気に呼応するように熱が入る。 会場全体が混然一…

【世界最高のライブ・バンド】 Looking For a Love / J.ガイルズバンド

ブルース・ブラザーズがほぼ丸パクリしたことで知られる、 R&Bの影響受けまくりなハードにドライブするロックンロール。 ピーターウルフの驚異の喉と、 マジック・ディック(信じられん名前)のハーモニカの二枚看板。 一般的な彼らのイメージは80年のこの特…

【THE BAWDIESの大先輩】 The Witch / The Sonics

このソウルフルな歌唱とヘビーな音圧はクセになりますね。 サイケな映像と低くひずんだオルガンの相性も抜群です。 60年代のガレージ・パンク・バンドの最高峰、ソニックス。 キンクスやストーンズなど、ファズギターを中心に据えた骨太なロックンロールは同…

【雨の日に聴きたいプログレ】 通りすぎる人々 / PFM

『イタリアの至宝』と謳われる世界的なプログレバンド、プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ(通称PFM)。 エマーソン・レイク&パーマーのグレッグ・レイクに見出され、 キング・クリムゾンのピート・シンフィールドがプロデュースに関わり… というもの…

【女声ギターポップの金字塔】 恋のブラス・イン・ポケット / プリテンダーズ

1980年、全英No.1のヒット・ソング。 女性ロック・アーティストの草分け的存在のクリッシー・ハインドが、珍しくメイド服姿を披露しているPV。 時代ですね。 あたしは特別な女の子 このスタイル、この指を使って あなたの気を惹いてみせるわ ねぇ気づいて!…

【脅威の演奏能力、そしてセンス】 月の裏で会いましょう / オリジナル・ラブ

開始5秒で「!!!??」 10秒経過で「このギターは一体。。」 15秒経過で「こんな凄い曲があったなんて。。」 オリジナル・ラブのファンじゃなきゃなかなか知らない曲ですが、 田島貴男の音楽人生の中でも指折りの名曲だと思います。 ドラマーの自分と…

【芥川賞作家による狂気のパンク】 フェイド・アウト / INU

いわゆるピストルズとかクラッシュのような感じよりは、P.I.Lやニューウェイブ系列に近い音楽性かもしれない。 しかしこの激しさと騒々しさは間違いなくパンクの系譜で語られる音楽である。 1981年発表のINU唯一のオリジナル・アルバム『メシ喰うな』の一曲…

メタルアレンジでカバーしたブラーの「Song 2」が、かわいい笑

ノルウェーでスタジオを運営するLeo Moracchioliさんによるブラーの名曲のメタルカバー。 娘さんが天使すぎます… この曲以外にも、「ゴーストバスターズ」や「ラスト・クリスマス」など、様々な曲をメタルアレンジでカバーしています。 どれも映像含めクオリ…

先日、サニーデイ・サービスの「あじさい」ロケ地を回ってきました。

90年代のちょっと懐かしさ漂う東京の映像。 サニーデイの『東京』は本当に大好きで、 晴れた日の散歩には必ずチョイスしてしまう。 この曲に関してはPVもいいんですよね。ほんと。 綺麗な景色ばかりなので、わかる範囲でロケ地めぐりをしました。 ・下北沢『…

ジョージ・ハリスンの息子ダニーによる「Let It Down」が思いのほかクオリティ高い!

70s

2014年に開催されたジョージ・ハリスンのトリビュートコンサートの一場面。 ダニーによるコメント、 「今回 父の楽曲から幅広く いろんな曲を選んだ。“レット・イット・ダウン”なんかはめったに演奏されないが、僕の大好きな曲なんだ。最も偉大な楽曲ではない…

【絶頂期のパープルをとらえた驚愕の貴重映像】 Live Performance At Granada TV Studios 1970 / Deep Purple

パープルの音楽的深さが感じられるこちらからご紹介。 変幻自在でダイナミックなリッチー・ブラックモアのギタープレイは衝撃的。 ジョン・ロードとの絡みも格別です。 ロジャー・グローヴァーのベースのドライヴ感が凄まじい。 タイトル通り、スピード感に…

【"ウィ・アー・ザ・ワールド"の2曲目】 モーメント・ガール / スティーヴ・ペリー

ジャーニーの全盛期を支えたヴォーカリスト、スティーヴ・ペリーによるロマンティックな名曲。 世界的に有名なあのコンピレーション『ウィ・アー・ザ・ワールド』の2曲目、まさにあのビッグヒットの次に収録されていた曲。 今ではCDが廃盤になっているため…

【ユーミンが校歌を作っていたって、知ってましたか?】 瞳を閉じて / 荒井由実

長崎県五島列島、奈留島にある高校の生徒から深夜放送に寄せられた投稿がきっかけで、20歳(19歳?)のユーミンが作った曲。 当初校歌として製作されるも、結局教育委員会の許可が下りず、愛唱歌として歌い継がれることになりました。 その後、小さな離島で40…

【プログレ・メタルの金字塔】 Images & Words / Dream Theater 【アルバム全曲解説】

1992年に発表され、 世のメタル・ファンを驚愕させた傑作『イメージズ・アンド・ワーズ』。 Images & Words このアルバムで名実ともにプログレッシブ・ヘヴィ・メタルの頂点に立った彼ら。 中心メンバーが音楽の名門バークリー音楽院の出身ということもあり…

【旅好き必見!?】 世界一周に出る前に見ておくべき"5つの動画"とは?

『世界一周』 この単語を聞いて、あなたはどんなイメージが浮かびますか? 楽しそう? つらそう?? 別世界の話??? 人生観は人それぞれ。 でも、一度きりの人生、知らない世界をのぞいてみたくないですか? ここでは、旅好きのわたしが厳選した「世界一周…

『PUFFYの名付け親』がやっていたバンド、Jellyfishについて少しばかり。

パフィーといえば奥田民生ですが、その奥田民生と親交があったのがこのジェリーフィッシュのVo.&Dr.、アンディ・スターマー。 何かのテレビ番組で昔聞いた記憶が正しければ、ある日アンディからパフィー側にFAXで提案があって、そのまま採用されたらしい。 ※…

【ジャズ・ファンク色強めなシティ・ポップスの新星】 ジニア / ウエノレイバンド

以前都内のシェアハウスにお邪魔した時、 怪獣ピクニックのメンバーが突然連れてきたウエノレイくん。 見た目のオシャレ具合と裏腹に、 関西風お笑いのノリを合わせ持つ最高にゴキゲンなあんちゃんでした。 アー写見てみんなでバカにしまくりましたが、音聴…

【メタル界の救世主】 Tiger Punch / Hibria

ブラジルから突如として出現した、正統派メタルバンド、ヒブリア。 ジューダスやパンテラなどを彷彿とさせるパワフルで硬質なサウンド。 大きな特徴は、ギターよりも断然リズム隊が目立ってるところですかね。 2人ともとにかく手数が凄い。 かといってテク重…

【アイスランドの冬の朝】 Go Do / Jónsi

ポスト・ロックの代名詞、シガー・ロスのヨンシーによるソロ。 アイスランドはビョーク(シュガー・キューブス)にmúmに、独特の世界観のアーティストが多いですよね。 ヨンシーのソロは、シガー・ロスに比べたら割と聴き安くてわかりやすい印象。 そしてポ…

【R.I.P.】 モーリス・ホワイトが死去。偉大なミュージシャンがまた一人…

ブラック・ミュージックのダンサブルな魅力を極限まで高め、 時代を超えた名曲を生み出し続けた功労者、 モーリス・ホワイトが亡くなりました。 小学生の頃に忍び込んだ父の部屋。 テーブルに置かれたアース・ウィンド&ファイアーのベストアルバムが、私と…

【英国の田舎の休日って、多分こんな感じ。】 Picture Book / The Kinks

イギリスからしか生まれ得ないサウンド。 午後の昼下がり、紅茶でもまったり飲みながらとか、いいじゃないですか。 一般的には「You Really Got Me」のとんがったイメージが先行しますが、 彼らのアイデンティティはむしろ牧歌的なフォーク / カントリー・ロ…

【変態エレクトロ・ポップ兄弟】 スパークス ( Sparks ) のメイル兄弟がコメディアンにしか見えない件。

特徴的なファルセットで歌い上げる弟と、 しかめっ面でピクリとも動かない(たまにニヤニヤする)チョビ髭の兄によるメイル兄弟。 兄…。 曲は底抜けに明るくて、大げさで、ケバケバしい。 クラシック(オペラ)的な要素から、クイーンとの類似性も語られます…

【日本で唯一、セルジオ・メンデスに認められた男】 横倉裕のボサ・ノヴァに、酔う。

日本人の知らない、日本の天才がいます。 横倉裕。 YUTAKAの名前で、フュージョン/アダルト・コンテンポラリーの最大手、GRPレコードと初めて契約した方です。 活動拠点を海外に移したため、日本での知名度は不当に低い。 しかしながら、あと数年日本で活動…

【ポールが天才であることを改めて証明した一曲】 No More Lonely Nights / Paul McCartney

ポールが主演を務めた映画『ヤァ!ブロード・ストリート』の主題歌。 1984年発表。イギリスで2位、アメリカで6位。 この天才が生み出した名曲は数あれど、私のiPodで1番再生回数が多いポールの曲はこの曲です。 (ビートルズ以外の彼の作品で、最初に聴いた…