旅する ミ ュ ー ジ ッ ク ・ ラ イ ブ ラ リ ー plus+

【旅するように生きるドラマー】がチョイスした珠玉の音楽、本、観光名所たち。動画を交えながらゆる~くご紹介していきます。

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

クラムボンの「便箋歌」、聴くたびに優しい気持ちになれます

クラムボンのライブのゆるい感じ、素晴らしいですよね。 普通に雑談するし、 リハーサルでセトリにない代表曲演奏しちゃうし、 ミスやトラブルも笑いに変えちゃうし。 「音楽」ってこういうことだなーと、 彼女らを見る度に思います。 ドラマチック

【ほっこりくつろぎジャズ】 ブラタモリでもお馴染み!セロニアス・モンク 「Dinah」

2:30でさらっと終わるソロ・ピアノの名曲。 「ブラタモリ」で使用されて、一気に有名になった感があります。 世の中にはいろんなピアニストがいますが、 ぼくはこのモンクのなんとも親しみやすいメロディ・センスが大好きなんですよね。 なんというか、ちょ…

硬質だけどあたたかい、浮遊感漂うエレクトロ・ポップ The Postal Service (2003)

「Death Cab For Cutie」のBenjamin Gibbardと、 「DNTEL」のJimmy Tamborelloによるユニット。 こちらの記事でもトップ10にランクインしているくらい、 評価の高いアーティストです。 amass.jp ありそうでなかったエレクトロ。 Kyteだと幻想的すぎるし、 …

メタラーおばあちゃんによるSepulturaのカバー、秀逸でした。

THE GRINDMOTHERによる、セパルトゥラのカバー。 前回の動画も素晴らしかったですが、 今回はとても聴き安い、メタルのお手本のような動画です。 原曲に忠実。 www.youtube.com 良い声してますよね。 こんなパワフルなフロントがいたらバックも盛り上がりま…

【卑猥なスラングを爽やかな調べにのせて】 Jack and Diane / John Mellencamp

長年、なんて素敵な曲だろうと思って聴いていたのですが、 最近対訳を読んでなんとも言えない気持ちになりました。 Oh yeah, life goes on そうさ、人生は続いていくんだ Gonna let it rock ロックしようぜ Let it roll ロールさせるんだ(好きにやろうぜ、…

RIDDLEは "Starfield" が抜群にカッコいい

久しぶりにこのあたりを聴いたら、 なんだかもう懐かし過ぎて。 この曲が出た当時は、 電話ズがMステに出て、さらに活動休止するなんて思わなかったし、 某ライブハウスの方が狼の被り物でゼブヘと共演するとは信じられなかったし、 KANA-BOONとかキュウソな…

伝説のライヴとはこういうライヴのことを言うのだろう。 Sly & The Family Stone live at Woodstock (1969)

音質がいいわけでもないし、 演奏が完璧なわけでもない。 でも、生きた人間だけが作り出せる異様な熱気がここには充満している。 黒人白人混合バンドとして幾多の苦難に遭遇した彼らが、 ウッドストックという舞台で本気を出した瞬間が克明に記録されている…

【メロディ・メーカー】 トッド・ラングレンの隠れた名曲 "Love Of The Common Man"

トッド・ラングレンという人は、 何とも形容しがたいアーティストだ。 作品数も膨大かつ音楽性の変化も激しく、 自分ですべての楽器を演奏・録音するマルチ・アーティストの草分けとしても知られ、 プロデュース作もXTCからグランド・ファンクから多岐に渡る…

【デンマーク発のドリーミング・ポップ】 Watermark / Our Broken Garden

以前サニーデイ・サービスのPVロケ地を回っているときに、 下北沢の喫茶店「いーはとーぼ」で紹介してもらったアーティスト。 music-library.hatenablog.com このAna Bronsted嬢の声が、 80年代のNew Wave系女性アーティスト好きにはたまりません。 コクトー…

2016年6月公開の「While My Guitar Gentry Weeps」、新曲と間違いそうなほど鮮明な音質でした。

書こう書こうと思って先延ばしになっていたこの動画。 あまりに音質がクリアすぎて、まるでジョージの新曲かのようです。 シルク・ド・ソレイユのミュージカル「LOVE」の10周年記念ということで、 ストリングス・アレンジはジョージ・マーティンが担当。 メ…

【夏の西日、ビールとスライド・ギター】 Roll Um Easy / Little Feat

www.youtube.com 先日とある野外イベントでPAのアシスタントを頼まれた際、 「SEは自由にチョイスしていいよ」と言われ、流したのが彼ら。 日が傾きかけた時間帯の準備作業。 リハが一段落し、開場までのつかの間の休憩時間。 不思議な静けさの漂う野外でビ…

【HIP HOPの歴史を変えた3人組】 Me Myself And I / DE LA SOUL

www.youtube.com わたしはあだ名が「でら」ということもあり、 音楽好きの人には冗談半分で「デラソウル」と呼ばれることが多い。 肝心の本人たちのことは「なんかすごい人」くらいのイメージしかなく、 上の曲を聴いても「ふーん」くらいしか感じなかったの…

60年代英国産ロック愛に溢れた名曲。 The Circle / Ocean Colour Scene

www.youtube.com いわゆるブリット・ポップの盛り上がりの中でブレイクした彼らですが、 実力は相当なもの。 哀愁を感じるメロディに、 キンクス、ビートルズ、スモール・フェイセズ、ザ・フーなどの影響を色濃く感じさせるサウンドがとても魅力的です。 中…

Life Without Buildingsという人達を知った。初めて聴くヴォーカルスタイルだった。

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今回もこの記事からピックアップ。 amass.jp 個人的にはこの記事で一番衝撃だったこのアーティストをご紹介。 www.youtube.com どうでしょう。 こういうヴォーカルスタイル(むしろ語り?)は初めて出会いました。 リッキー・リー・ジョーンズをさらに粘っこ…

底抜けに明るい!元気を出したい時に聴きたいナンバー You Get What You Give / New Radicals (1998)

amassにこんな記事が出ました。 amass.jp ピストルズ、ラーズ、ジェフ・バックリィなどお馴染みのメンツに加え、 全然知らなかったアーティストが結構いたので、 ここからちょこちょこピックアップしてご紹介していきたいと思います。 今回はこちらのバンド…

【星の綺麗な夜のお散歩に。】 Satellite / The Hooters(1987)

いかにも80年代という感じのハッピーなナンバーです。 彼らは民族音楽を効果的に取り入れていることでも有名。 ちなみにキーボードのロブ・ハイマンは、 シンディ・ローパーや数々のカバーで有名な「Time After TIme」(グラミー最優秀楽曲賞にノミネート)…

【夏の名曲】 ブレイク前のPUFFYとYO-KING夢の競演。 サマーヌード / 真心ブラザーズ

この声好きなんですよ。 カラオケで真似しようとして喉を壊しかけたことも一度や二度ではありません。 90年代の日本のヒット曲って本当にいいですよね。 僕自身は当時この曲を全く知らなかったんですが、 クラムボンのカバーで知りました。 PVに出ている女性…

レディへの表現力の高さを思い知らされるテレビ出演時の映像。

ジョニーとエドのアルペジオの絡みが美し過ぎます。 途中のエドのコーラスも完璧。 数多くのフォロワーがいるバンドですが、 この空気感を作り出せるのはこの5人しかありえませんね。 レディオヘッドがいる時代を生きられるのは本当に幸せなことだと思う。 …

開放感あふれるロッド・スチュワートの名曲「Maggie May」はドライヴのお供にぴったり。

前奏が30秒間入ります。 イケメンにハスキーヴォイス、 そして女好きという"いかにも"なスーパースター、ロッド・スチュワート。 悔しいことにぼくは彼の作品が結構好きなんです。 ディスコ・ミュージックの最先端を走ったり、 アメリカン・オールディーズを…

やっぱり僕はこの曲が好きだ。 Elevator / Cloudberry Jam(1995)

www.youtube.com 少しくぐもった音像が、8mmフィルムの映像を観ているかのような気分にさせてくれます。 スウェーデン出身のアーティストは、どうしてこうも日本人の感性を刺激するのでしょうか? 休日になると無性に恋しくなる曲です。 クラウドベリー・ジ…

【日本のEW&F】伝説のブラス・ロック・バンド SPECTRUM(スペクトラム)

なかなかこういう表現を使う機会はないのですが、 ぶったまげた。 いや、もちろん衣装もコメントに窮するレベルではあるんですが、 眼を閉じて聴くと、アース・ウィンド&ファイアーの映像が自然と浮かんできます。 (ちなみに眼を開いて聴くと、米米CLUB。…

【まるで映画のよう。】 4Kで撮影されたパッタヤ(タイ)の夜の風景が魅力的すぎる!と話題に。

www.youtube.com 猥雑でカラフルで、熱気があって非日常的。 最初のシーンなんか、横からジェームス・ボンドが出てきても違和感ないですね。 4Kの描写力の高さに驚かされます。 暑い日が続きますが、 シンハービールで乾杯しつつ、 激辛のタイ料理をはふはふ…

iPodのCMでもお馴染み。ブラーのデーモンによるプロジェクト。 Feel Good Inc. / Gorillaz

www.youtube.com あー、かっこいい。 それしかいうことないです。 Demon Days

60年代の日本にもこんな凄いベーシストがいたのか…

www.youtube.com もはやギターか?というくらい存在感抜群のベースライン。 のたうちまわっているかのような独特の音色と手数の多さです。 ルイズルイス加部、 天才すぎます。 ザ・ゴールデン・カップス・アルバム

【優美で幻想的なドリーム・ポップ】 Heaven or Las Vegas / Cocteau Twins

www.youtube.com 1990年に発表され、 その後のシューゲイザーやポスト・ロックに多大すぎる影響を与えた名曲。 中世を思わせるエリザベス・フレイザーの歌唱や、 奥行きを感じさせる音像は、どことなく高級感すら漂う。 コクトー・ツインズなくしては、 その…

54-71とかが好きな人に薦めたい福井発の4人組、THE JONGHA。

www.youtube.com 「ジョンガ」と読むらしいです。 シャープで硬質なギターと、 ミニマルなリズムセクション、 発狂したようなヴォーカル。 www.youtube.com ヴォーカルのこのパフォーマンスですよ。 ちなみにこの方、福井では有名な居酒屋の店主さんです。 r…

RAGE AGAINST THE MACHINE 衝撃の初ライブ映像(1991)。

www.youtube.com 初めてのライブでこのグルーヴ、カリスマ性、完成度。 既にバンドマンとしてのキャリアもかなり積んでいたとはいえ、 衝撃以外の何物でもありません。 1曲目のKilling In The Nameがまさかのインストですが、 ザックはしっかり2曲目以降から…

シスレーの名画の数々を、ラヴェルの穏やかなピアノ協奏曲にのせて。

www.youtube.com こういう動画、いいですね。 美術界の巨匠の作品を、クラシックの巨匠の作品にのせて味わう。 ぼくは考え方がひねくれてる割には、 音楽はビートルズ、美術は印象派というように王道が大好きだったりします。 悔しいことに。 シスレーはその…

日本一有名な大家さんが教えてくれた、【豊かな暮らし】のお話。

youtu.be 日本一有名な大家、青木純さん。 blue studioさんと組んだ「青豆ハウス」で衝撃を受けました。 偶然にも一度お会いしたことはあるのですが、 そこまでプロフィールを知らず、 もちろん著書も読んでおらず。 それが先日、図書館を物色していたらたま…

その昔、『ディズニー・ガールズ』という名曲がひっそりと生まれました。

ブルース・ジョンストンと聞いて、 「あぁ、いいよね。」となる方は僕と良いお酒が飲めそうだ。 ライブ活動から興味を失ったブライアン・ウィルソンに代わって、 ビーチ・ボーイズに参加。 当初は地味なサポートメンバーに徹していたが、 甘いヴォーカルと繊…