2016-01-01から1年間の記事一覧
最近こういうスケールの大きい曲ってないですよね。 80年代初頭、ニューロマンティックの旗手としてアイドル並みの人気を誇った彼らですが、後半になるとメンバー脱退や音楽性の迷走で徐々に人気が低迷。 シーンから完全に遠ざかったころ、 1992年に発表され…
『ぼくの家まではこんな道順だよ』 『電話しようと思ったら、メモが見つかんない。手紙でも書こうか~』 おおよそこんな他愛もない日常が歌われ続ける、 ブライアン・ウィルソンの(ほぼ)ソロ曲。 当時のブライアンはアルコールとドラッグ漬けで廃人同然。 …
50年前に発表された、美川憲一の出世作。 デビュー時の青春歌謡路線から演歌・ムード歌謡路線に転向し、 見事120万枚を超える大ヒットを記録した3rdシングルです。 雨の降る夜は 心もぬれる という印象的な歌い出しが好きで、雨の日にはなんとなく流したくな…
ビートルズの『サージェント・ペパーズ』に影響されて作られた、 なんともピンと来ないジャケットのアルバム『サタニック・マジェスティーズ』。 サタニック・マジェスティーズ 当初は駄作、失敗作と言われ続けていたらしいですが、 近年は『サイケの名盤』…
大好きなバンドが、 ついにナタリーの記事に掲載されました。 natalie.mu 内容もめっちゃ充実。 以前の記事でも紹介した『湘南新宿ラインのテーマ』をはじめ、 自費リリースされたこれまでの作品から代表曲3曲も新録Ver.で収録。 タワレコ各店をはじめ、 各…
久々に良バンド発掘。 ベースがリードする構成はどことなくジョイ・ディヴィジョンを想起させつつ、 浮遊感はまさに往年のシューゲイザーバンド直系。 スカスカの乾いたドラム音が逆にいい味を出しています。 名前も知らなかったんですが、 『マリー・アント…
久しぶりの投稿は、 印象的なジャケット写真(あまりいい意味ではない)のフィッシュの名盤から。 Phishといえば、グレイトフル・デッド直系のジャム・バンドというイメージが強いです。 彼らの真骨頂といえば、数時間に及ぶ長尺ライブ。 YouTubeで「phish l…
サイケではあるんだけど、 アシッド・フォークの香りもするし、 ブラスやストリングスとの絡みも絶妙。 誰が主役というわけでもなく、 楽曲の中でそれぞれが見事に融合して一つの「ラヴ」という個性を形作っている、 そのバランス感覚が凄い。 アーサー・リ…
クラムボンのライブのゆるい感じ、素晴らしいですよね。 普通に雑談するし、 リハーサルでセトリにない代表曲演奏しちゃうし、 ミスやトラブルも笑いに変えちゃうし。 「音楽」ってこういうことだなーと、 彼女らを見る度に思います。 ドラマチック
2:30でさらっと終わるソロ・ピアノの名曲。 「ブラタモリ」で使用されて、一気に有名になった感があります。 世の中にはいろんなピアニストがいますが、 ぼくはこのモンクのなんとも親しみやすいメロディ・センスが大好きなんですよね。 なんというか、ちょ…
「Death Cab For Cutie」のBenjamin Gibbardと、 「DNTEL」のJimmy Tamborelloによるユニット。 こちらの記事でもトップ10にランクインしているくらい、 評価の高いアーティストです。 amass.jp ありそうでなかったエレクトロ。 Kyteだと幻想的すぎるし、 …
THE GRINDMOTHERによる、セパルトゥラのカバー。 前回の動画も素晴らしかったですが、 今回はとても聴き安い、メタルのお手本のような動画です。 原曲に忠実。 www.youtube.com 良い声してますよね。 こんなパワフルなフロントがいたらバックも盛り上がりま…
長年、なんて素敵な曲だろうと思って聴いていたのですが、 最近対訳を読んでなんとも言えない気持ちになりました。 Oh yeah, life goes on そうさ、人生は続いていくんだ Gonna let it rock ロックしようぜ Let it roll ロールさせるんだ(好きにやろうぜ、…
久しぶりにこのあたりを聴いたら、 なんだかもう懐かし過ぎて。 この曲が出た当時は、 電話ズがMステに出て、さらに活動休止するなんて思わなかったし、 某ライブハウスの方が狼の被り物でゼブヘと共演するとは信じられなかったし、 KANA-BOONとかキュウソな…
音質がいいわけでもないし、 演奏が完璧なわけでもない。 でも、生きた人間だけが作り出せる異様な熱気がここには充満している。 黒人白人混合バンドとして幾多の苦難に遭遇した彼らが、 ウッドストックという舞台で本気を出した瞬間が克明に記録されている…
トッド・ラングレンという人は、 何とも形容しがたいアーティストだ。 作品数も膨大かつ音楽性の変化も激しく、 自分ですべての楽器を演奏・録音するマルチ・アーティストの草分けとしても知られ、 プロデュース作もXTCからグランド・ファンクから多岐に渡る…
以前サニーデイ・サービスのPVロケ地を回っているときに、 下北沢の喫茶店「いーはとーぼ」で紹介してもらったアーティスト。 music-library.hatenablog.com このAna Bronsted嬢の声が、 80年代のNew Wave系女性アーティスト好きにはたまりません。 コクトー…
書こう書こうと思って先延ばしになっていたこの動画。 あまりに音質がクリアすぎて、まるでジョージの新曲かのようです。 シルク・ド・ソレイユのミュージカル「LOVE」の10周年記念ということで、 ストリングス・アレンジはジョージ・マーティンが担当。 メ…
www.youtube.com 先日とある野外イベントでPAのアシスタントを頼まれた際、 「SEは自由にチョイスしていいよ」と言われ、流したのが彼ら。 日が傾きかけた時間帯の準備作業。 リハが一段落し、開場までのつかの間の休憩時間。 不思議な静けさの漂う野外でビ…
www.youtube.com わたしはあだ名が「でら」ということもあり、 音楽好きの人には冗談半分で「デラソウル」と呼ばれることが多い。 肝心の本人たちのことは「なんかすごい人」くらいのイメージしかなく、 上の曲を聴いても「ふーん」くらいしか感じなかったの…
www.youtube.com いわゆるブリット・ポップの盛り上がりの中でブレイクした彼らですが、 実力は相当なもの。 哀愁を感じるメロディに、 キンクス、ビートルズ、スモール・フェイセズ、ザ・フーなどの影響を色濃く感じさせるサウンドがとても魅力的です。 中…
今回もこの記事からピックアップ。 amass.jp 個人的にはこの記事で一番衝撃だったこのアーティストをご紹介。 www.youtube.com どうでしょう。 こういうヴォーカルスタイル(むしろ語り?)は初めて出会いました。 リッキー・リー・ジョーンズをさらに粘っこ…
amassにこんな記事が出ました。 amass.jp ピストルズ、ラーズ、ジェフ・バックリィなどお馴染みのメンツに加え、 全然知らなかったアーティストが結構いたので、 ここからちょこちょこピックアップしてご紹介していきたいと思います。 今回はこちらのバンド…
いかにも80年代という感じのハッピーなナンバーです。 彼らは民族音楽を効果的に取り入れていることでも有名。 ちなみにキーボードのロブ・ハイマンは、 シンディ・ローパーや数々のカバーで有名な「Time After TIme」(グラミー最優秀楽曲賞にノミネート)…
この声好きなんですよ。 カラオケで真似しようとして喉を壊しかけたことも一度や二度ではありません。 90年代の日本のヒット曲って本当にいいですよね。 僕自身は当時この曲を全く知らなかったんですが、 クラムボンのカバーで知りました。 PVに出ている女性…
ジョニーとエドのアルペジオの絡みが美し過ぎます。 途中のエドのコーラスも完璧。 数多くのフォロワーがいるバンドですが、 この空気感を作り出せるのはこの5人しかありえませんね。 レディオヘッドがいる時代を生きられるのは本当に幸せなことだと思う。 …
前奏が30秒間入ります。 イケメンにハスキーヴォイス、 そして女好きという"いかにも"なスーパースター、ロッド・スチュワート。 悔しいことにぼくは彼の作品が結構好きなんです。 ディスコ・ミュージックの最先端を走ったり、 アメリカン・オールディーズを…
www.youtube.com 少しくぐもった音像が、8mmフィルムの映像を観ているかのような気分にさせてくれます。 スウェーデン出身のアーティストは、どうしてこうも日本人の感性を刺激するのでしょうか? 休日になると無性に恋しくなる曲です。 クラウドベリー・ジ…
なかなかこういう表現を使う機会はないのですが、 ぶったまげた。 いや、もちろん衣装もコメントに窮するレベルではあるんですが、 眼を閉じて聴くと、アース・ウィンド&ファイアーの映像が自然と浮かんできます。 (ちなみに眼を開いて聴くと、米米CLUB。…
www.youtube.com 猥雑でカラフルで、熱気があって非日常的。 最初のシーンなんか、横からジェームス・ボンドが出てきても違和感ないですね。 4Kの描写力の高さに驚かされます。 暑い日が続きますが、 シンハービールで乾杯しつつ、 激辛のタイ料理をはふはふ…