【どこまでも繊細な声・歌詞】 夏の夜の街 / クガツハズカム
ホリプロタレントスカウトキャラバンで4万2816人の中からグランプリを獲得し女優デビュー後、ロックバンドきのこ帝国のボーカル・ギターとしてデビュー。
数奇な人生を歩んできた佐藤千亜紀による、これはソロ活動。
※元『包帯クラブ』のリスキ役と知ったときにはびっくりしました。
君に借りた紙ジャケのCANのアルバムを
破いちゃったことがずっとどうしても言えなかった
夏の夜の街の色 入り組んだ道
君が好きだったCD屋 今はもうないらしい
ザ・スミスのTシャツを買ったらしい君は
得意げに笑って 少し先を歩く
バラバラの歩幅で さまよった夜はもう
終わってしまった 今はもう懐かしい 懐かしいなぁ
君と夏の夜の街
くたびれたスニーカー
街の片隅で
安っちいイヤホンを耳に
夢を見ているなんにだってなれる
気がしていたよ
誰かに笑われても怒られても
構わなかった
夜に染み付いたあの街の明かりを
何年たってもきっと思い出すだろう
君と夏の夜の街
君と夏の夜の街
「CAN」や「ザ・スミス」が出てくる時点でどこかふつうと違う視点の持ち主であることに気づく。
個人的には、きのこ帝国よりこっちのソロの方が声に合っていると思う。
(きのこ帝国はこの曲だけ好き)