【洋楽】 胸に沁みわたる女性シンガーソングライターの名曲5選
1 A Case Of You / Joni Mitchell
あなたをワインに例えるならば
1ケースだって飲めてしまうわ
と情熱的に歌われるジョニ・ミッチェルの名曲。
1970年発表の名盤『ブルー』収録。
2 Near You Always / Jewel
赤裸々な感情をアコギ一本で歌い上げるスタイルで、1995年当時20歳でデビューしたアラスカ出身のシンガーソングライター、ジュエル。
透き通るような声と生ギターが耳に優しい。
デビューアルバム『心のかけら』はその瑞々しさが口コミで評判となり、異例のロングヒットとなった。
3 Fast Car / Tracy Chapman
1988年のグラミーを受賞したトレイシー・チャップマンの名曲。
独特の低い声で、人種問題や貧困といった社会問題を鋭く描く。
この曲は、レジ打ちをしながらアルコール中毒の父と暮らす日常を背景とし、そんな現実から逃げ出したい気持ちを彼氏の車に託している。
痛々しいほどの名曲。
4 So Far Away / Carole King
70年代のシンガーソングライター・ブームを巻き起こした名盤『つづれおり』より。
等身大の自分を着飾ることなくシンプルに表現する姿勢は、その後の女性ソロシンガーのモデルとなった。
ちなみにこの曲はタイトルから想像できる通り、失恋の唄である。
5 On Saturday Afternoons in 1963 / Rickie Lee Jones
ジャジーな独特の都会派ポップスを聴かせるリッキー・リー・ジョーンズ。
そんな彼女のキャリアの中でもとりわけシンプルなアレンジのバラード。
1979年のデビューアルバム『浪漫』収録。
夕暮れ時に、心静かに聴きたい。