【新しい一日の始まりに。】 素敵じゃないか / The Beach Boys
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
新年ということで、ユーミンのかの名曲と迷いましたが、
ここは私らしく、こちらで。
なんで選んだかは、歌詞を読んで感じていただければと思います。
新しい一日(一年)のスタート。
あえてこんなウキウキする歌詞の曲をぶつけてみました。
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ふわふわと漂うような不思議なイントロからの、
名ドラマーハル・ブレインによる強力な一撃(『ドンッ』)。
伸びやかなブライアン・ウィルソンの歌唱を、管楽器やパーカッション、
そしてお家芸の重厚で複雑なコーラスが盛り上げます。
ところどころで鳴るティンパニの音も印象的。
もはやリード楽器と化したキャロル・ケイのベース・ラインのメロディの美しさにも耳を奪われますね。
(有名な話ですが、ビーチ・ボーイズのアルバムはほとんど西海岸の敏腕ミュージシャンが演奏しており、自分たちのレコーディングはほぼヴォーカルだけ。ライブは自分たちで演奏しますけどね)
【収録アルバム】
ローリングストーン誌が「20世紀の最も偉大なロックアルバム(だったかな?)」に挙げたことでも有名なアルバム。
こんなに愛と狂気にあふれたアルバムもないでしょう。
ブライアン・ウィルソンのキャリア中最も豊かなヴォーカル表現と、トニー・アッシャーによる繊細な歌詞。
もはやロックでもポップスでもクラシックでもない、不思議な響きの音楽が完成しました。
これを触発されたポール・マッカートニーは『サージェント・ペパーズ』の製作にとりかかることになります。
最後に番外編として、アルバム中随一の名曲を貼っておきます。