【スウェーデン発のシューゲイザー】 Pulling Our Weight / The Radio Dept
久々に良バンド発掘。
ベースがリードする構成はどことなくジョイ・ディヴィジョンを想起させつつ、
浮遊感はまさに往年のシューゲイザーバンド直系。
スカスカの乾いたドラム音が逆にいい味を出しています。
名前も知らなかったんですが、
『マリー・アントワネット』でも使われてたらしいですね。
ソフィア・コッポラさんはほんとに毎回いいセレクトをしてくれる。
まだ数曲しか聴いてないですが、
「Heaven 's On Fire」っていう曲がかわいらしくて凄く好みでした。
どことなく翳りがあるところがまさしく北欧って感じですね。
冬になってから聴いたらまたいいんだろうなぁ。
なんて素敵な "時間の無駄遣い"。 Waste / Phish
久しぶりの投稿は、
印象的なジャケット写真(あまりいい意味ではない)のフィッシュの名盤から。
Phishといえば、グレイトフル・デッド直系のジャム・バンドというイメージが強いです。
彼らの真骨頂といえば、数時間に及ぶ長尺ライブ。
YouTubeで「phish live」と打つと4時間超えのライヴがバンバン出てきます。
そんな中で、
愛すべき佳曲ともいうべきアコースティックなラブソングが、こちら。
歌詞はこちらをどうぞ。
もしも出来るのなら
君と時間の無駄遣いをしたかったな
このフレーズだけでもう泣けますね。
ライブも雰囲気があります。
決してうまいヴォーカルではないんですが、
なんというか、あたたかい声をしています。
個人的には、発明的ともいえるギターソロのフレージングに毎回聞き入ってしまいます…
クラシカルな響きをもつ、サイケでフォーキーな名曲。 Alone Again Or / Love (1968)
サイケではあるんだけど、
アシッド・フォークの香りもするし、
ブラスやストリングスとの絡みも絶妙。
誰が主役というわけでもなく、
楽曲の中でそれぞれが見事に融合して一つの「ラヴ」という個性を形作っている、
そのバランス感覚が凄い。
アーサー・リーのへなへなした声も最初は好きとは言えなかったけど、
今では不意に聴き返したくなる中毒性がある。
はじめてルックスを見たときはびっくりした。
ただ、間違いなくただもんじゃない雰囲気は漂っている。
この再現率の高さも凄い。
何といっても、イントロのギターアルペジオですよね。
このミステリアスな響き、何度聴いても飽きません。
(オリジナルとは違い、ライブではユニゾンになっていて音に厚みが出ています)
そこから一気にドラムとストリングスが入って加速していく感じもたまりませんよね。
硬質だけどあたたかい、浮遊感漂うエレクトロ・ポップ The Postal Service (2003)
「Death Cab For Cutie」のBenjamin Gibbardと、
「DNTEL」のJimmy Tamborelloによるユニット。
こちらの記事でもトップ10にランクインしているくらい、
評価の高いアーティストです。
ありそうでなかったエレクトロ。
Kyteだと幻想的すぎるし、
Radioheadだと暗すぎるし、
Owl Cityだとポップすぎる。
そんな気分の時に、
BGM気分で聴ける程よい感じがなんとも言えず好み。
GIVE UP ~ 10th Anniversary Edition~ [帯解説・2CD/国内盤] (TRCP-108/109)
メタラーおばあちゃんによるSepulturaのカバー、秀逸でした。
THE GRINDMOTHERによる、セパルトゥラのカバー。
前回の動画も素晴らしかったですが、
今回はとても聴き安い、メタルのお手本のような動画です。
原曲に忠実。
良い声してますよね。
こんなパワフルなフロントがいたらバックも盛り上がります。
ちなみに原曲はこちら。1994年発表。