【特集『'97世代』】 くるり
彼らに関しては改めて説明の必要もないと思いますので、好きな曲ばっかバンバン貼っちゃいます。
一曲目は僕が邦画にハマるきっかけになった『天然コケッコー』より。
木村カエラのカバーVer.も好きだった。
2曲目。
地方出身者のアンセムだと思ってます。
関東に住んでた時は、毎年年明けとともに夜行バスで岩手から新宿に夜行バスで行くのが常でした。
そのときの冬の朝の空気感がひしひしと思いだされます。
3曲目。
コード進行がもろはっぴいえんどの「風をあつめて」。
くるりの中でも一番聴く回数が多い曲かもしれない。
あらきゆうこのドラムのタイム感、やっぱ最高。
4曲目に『飴色の部屋』を上げようと思ったら、YouTubeないのね。
この曲の浮遊感大好きなんですよ。
日本でしか生まれなかったであろう音楽。
最後、5曲目。
どうしてもこの超有名曲は外せなかった。
これも地方出身者のアンセム。
妹がくるり大好きだったのだけれど、自分はいまいちピンと来なくて、むしろ高校までは嫌いな部類に入るアーティストだった。
器用に綺麗に歌モノとしてまとめてる感じが、鼻についたんですね。
鼻で思い出したけど、岸田の鼻声も苦手だった。
それが、上京してからこの曲をたまたま聴き返してみたら、なんだこれは、と。
音楽やりたくて田舎を飛び出した自分の感情を、ここまで代弁してくれる曲があったなんて、と。
「スマパンみたいなバンドをやろう!」と始まったくるりによる、最高のオマージュだと思います。
ちなみにスマパンって、この人たち。
ギターフレーズもまんまです。
PVはちょっと刺激的。
余談ですが、中村一義の「博愛博 '2012」に出演したときの岸田のギタープレイ、衝撃でした。
音色に関するセンスが完全にほかのアーティストと別次元。
一音目で度肝抜かれた。
未だに生であのギターを超えるサウンドには出会ってないです。
くるりとしてのライブは見たことないんですが、またどうしても観たい(聴きたい)、中毒性のあるアーティストでした。
まずはベストから、どうぞ。