【オアシスが『世界で2番目に偉大』と称したバンド】 ティーンエイジ・ファンクラブの個人的名曲BEST 5
ティーンエイジ・ファンクラブ (Teenage Fanclub) は、スコットランドはグラスゴー出身のオルタナティヴ・ロックバンドである。略称は『TFC』。 ―Wikipedia
1991年にリリースした2ndアルバム「Bandwagonesque(バンドワゴネスク)」が、ニルヴァーナを発端としたオルタナティヴ・ギターロックブームの中でヒットし注目を集めた。
同業者から愛される、いわゆる“ミュージシャンズ・ミュージシャン”タイプのバンド。たとえばカート・コバーン(ニルヴァーナ)は自著「JOURNALS」内で「TFCこそ世界一のバンド」と手放しで称えており、またOASISのギャラガー兄弟は、グラストンベリーフェスでのTFCのパフォーマンスに興奮し、「お前らは世界で一番……いや、(OASISが一番だから)世界で二番目に素晴らしいバンドだ」と声をかけた。しかし本人たちもファンも非常にまったりした性質でケレン味に欠けるためか、どこか地味な印象の拭えない一面もある。
作曲はノーマン、レイモンド、ジェラルドの3人が担当している(ヴォーカルも基本的にその曲の作曲者がとっている)ため、作曲者によって曲の方向性が違い、ノイズギターをフィーチャーしたものや、美しいメロディラインを基調としたもの、カッティングギターを多用したポップなものなど幅広い。 ―ニコニコ大百科
カート・コバーンからも絶賛されてたんですね。
知らなかった。
ということで、極私的なベストをチョイスしていきます。
5 Hang on
TFCらしからぬへヴィなイントロからのゆったり横ノリギターポップ。
開放感のあるサウンドは彼らならでは。
『Thirteen』(1993)収録。
4 I Don't Want Control of You
こちらもバンジョーの軽快なイントロからのギャップが凄い。
この曲が収録された『Songs From Northern Britain』(1997)はシングル曲のPV含め、ビジュアルイメージも素晴らしい。
3 Star Sign
ノイジーなギターがリードする曲調は、デビューアルバム『Bandwagonesque』(1991)の特権。
初期ドラマーブレンダン・オヘアの手数の多いドラミングもこの時期ならでは。
彼らの中でも最速の部類に入る疾走感あふれるナンバーながら、儚げなヴォーカルメロディーは顕在。
2 Ain't That Enough
晴れた日には必ず聴きたくなる名曲。
ドラマーの自分としては、スネアの抜けが非常に気持ちいい。
収録アルバム『Songs From Northern Britain』(1997)はギターよりもヴォーカルハーモニーが前面に出てきていて、耳に心地よい。
1 Sparky's Dream
キャッチ―なギターリフに、ジェラルドの甘く切ないヴォーカル。
この世界観はTFCの特権。
最高傑作の呼び声も高いドラマー交代後の『Grand Prix』(1995)収録。
いかがでしたか?
「The Concept」「Everything Flows」といった屈指の名曲もありますが、あくまで個人的な趣味なのでここでは抜いてます。
ダイナソーJr.とかが好きなら絶対ハマると思うので、気になった方はぜひ聴いてみてくださいね。
上記の曲がすべて網羅されたベストもあるので、初めての方はこちらから入るといいかも。