アイアン・メイデンの『The Trooper』テンション上がり過ぎ。勝負事の前には絶対欠かせない
Iron Maiden - The Trooper (Official Video) - YouTube
イントロのエンジン全開具合。
最初からフルスロットルです。
その昔、はじめて国内最大級のメタルフェス『LOUD PARK 08』に参戦した私は、会場に入るなり流れ出したこの曲と、流れた瞬間に雄叫びを上げて(ただのSEなのに)モッシュしまくる観客の姿に完全に圧倒されました。
メタラー怖い。されど愛くるしい。
気付いた時には襟付きシャツを脱ぎ捨て、メタTで白人と「Give Me A Beer!!」な感じだったのは言うまでもない。
この曲の魔力と破壊力を肌で感じた瞬間でした。
さて、多くの方はイントロのツインリードを聴いて『あー、これぞメタルのお手本や~』とご満悦の表情になるところでしょうが、実はここの聴きどころはドラム。
超絶テクニカルドラマー"ニコ”による、ライドシンバルの高速刻みが聞こえるでしょうか?
普通なら4分か8分で済ませるところを、彼はスピード感を重視して片手で「チーチキチーチキ」ひたすら細かく刻んでおります。
ジャズドラマーもびっくりの手首の柔らかさですな。
このニコ、最近は完全にリアルエディと化しているのは有名な話。
【エディ】
【ニコ】
【ニコ】
いつまでも元気でいてほしいものです。
あ、そういえばニコはメタルドラマーには珍しくツーバスは使いません。
でもそこらへんのツーバス使いよりよっぽど足数が多い。
個人的に、名フレーズを生み出しまくった前任のクライヴも大好きなんですが、テクニックだけで言えばニコは遥か上を行っているといえるでしょう。
【僕の好きなクライヴ】
Iron Maiden - Run To The Hills - YouTube
PVが貼れなくて残念。
イントロのフレーズはドラマーなら絶対コピーしたくなるはず。
アグレッシヴな疾走感もたまらないです。
さて、このアイアン・メイデンでございますが、
言わずもがな、ベースがガンガン前に出てくるバンドです。
リーダーがベースのスティーヴ・ハリスですからね。
音源もとにかくベースのミックスがデカい。
イントロのうなりまくるユニゾンも、終始細かく刻み続けるストイックさも最高ですよね。
今じゃこのメイデンもトリプルギター。
ライブの音圧も非常に気持ちいいです。
Iron Maiden - The Trooper (En Vivo!) [HD] - YouTube
しかし、ブルース・ディッキンソンの肺活量はバケモンだ。。
収録アルバムはこちら。
EMI Europe Generic
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