旅する ミ ュ ー ジ ッ ク ・ ラ イ ブ ラ リ ー plus+

【旅するように生きるドラマー】がチョイスした珠玉の音楽、本、観光名所たち。動画を交えながらゆる~くご紹介していきます。

2015-01-01から1年間の記事一覧

【『旅情』を感じる名曲個人的No.1】 America / Simon & Garfunkel

Simon & Garfunkel - America - YouTube ここのところかなりマイナーどころばかり取り上げてましたので、大御所を。 ここのところ日本各地を転々としているのですが、そんな旅路の帰り道、どうしても聞かずにはいられないのが、この曲。 恋人とアメリカ…

【メロディック・パンクとギター・ポップの融合】 ザ・プロテクターズ (とFixing A Hole Records の話。)

2012年に公開されて、2015/11/08時点で再生回数28回。 ググってもほとんど情報が出てこないが、イギリスのインディ・ポップを語るならば絶対押さえておかなければならないバンド、らしい。 徳島で先鋭的な活動を続けるパンク・ベーシストから教えてもらった…

【なんで今まで聴いていなかったんだろう】 80年代AORとニューウェイヴの理想的な融合のかたち、チャイナ・クライシス。

china crisis - wishful thinking - YouTube 80年代のニューウェイブ、エレクトロ・ポップ系の音というと、 a-haとかスクリッティ・ポリッティ的な音が真っ先に浮かぶ。 ただ、横ノリ系のサウンドっていうと、そのあたりではあまりイメージがありませんで…

アイアン・メイデンの『The Trooper』テンション上がり過ぎ。勝負事の前には絶対欠かせない

Iron Maiden - The Trooper (Official Video) - YouTube イントロのエンジン全開具合。 最初からフルスロットルです。 その昔、はじめて国内最大級のメタルフェス『LOUD PARK 08』に参戦した私は、会場に入るなり流れ出したこの曲と、流れた瞬間に雄叫びを上…

【夏の終わりといえば】 All Summer Long / The Beach Boys

Beach Boys - All Summer Long - YouTube 直太朗? いえいえ、こちらでしょう。 君の家の前に車を停めていた時にコークで君のブラウスをビショビショにしちゃったのを覚えているかいTシャツにカット・オフ・ジーンズに革のサンダル夏の間 僕らは思いっきり…

【日暮れ時に、しみじみと耳を傾けたい曲】 Late For The Sky / Jackson Browne

Jackson Browne Late For The Sky - YouTube イントロのギターの繊細なトーン。 霞がたなびくように、 雲が静かに流れていくように遠くで鳴っているオルガン。 深い悲しみを表現しているかのような、そんな曲です。 高3の秋。 大学の受験勉強で朝から机に向…

【これ以上の歌詞が存在するのかってくらい、個人的に最高のラブソング】 いかれたBaby / FISHMANS

いかれたbaby - YouTube 悲しい時に 浮かぶのは いつでも君の顔だったよ 悲しい時に 笑うのは いつでも君のことだったよ このフレーズで全部持ってかれる。 佐藤伸治くんの詞はどの曲も閃きに溢れてる。 キヨシローが好きってのもうなずける。 まだ生きてた…

【穏やかな気分の夕暮れ時。】 夕暮れ電車に飛び乗れ / 空気公団

空気公団 夕暮れ電車に飛び乗れ - YouTube 『空気公団』って名前が素晴らしいですよね。 ふんわりとやわらかい彼女らの音楽性をそのまま表現しているかのよう。 センスに溢れてます。 イントロなし。 つぶやくような独特のVo.とピアノが流れ出すと、一瞬で空…

【海外でも絶大な人気を誇る、デジタル・ハードコアの先駆者】 Tribe / The Mad Capsule Markets

通称、『マッド』。 とにかく、この曲を聴いてみていただきたい。 Mad Capsule Markets - Tribe - YouTube いかがでしょうか。 とにかく"かっこいい音楽"を欲しているとき。 とにかく頭を振りたいとき。 とにかく感情をぶちまけたいとき。 間違いなく脳みそ…

【夜を泳いでいくように】 Swimming in the night / サボン

ナイトクルージングしちゃう、かの名曲もありかなとは思ったんですが、 なんか今日は漂っていたい気分だったので、こっち。 友人の作品なんですが、 映像の感じもとても気に入っています。 独特の浮遊感。 フィッシュマンズへの愛が伝わってきますな。 いい…

【朝の時間をゆったり優雅に】アメリカン・モーニング / Randy Vanwarmer

ガラス細工のように繊細な歌声。 バックの演奏も非常にソフトかつウォームで、 朝の木漏れ日を表現しているかのようです。 この動画を作成した方の画像のチョイスも素晴らしいですね。 原題は「Just When I Needed You Most」ですが、 この邦題を「アメリカ…

【野外フェス・ライブに行きたくなる動画】Laurentech / Special Others

もはやフェスの常連となったジャムバンド。 通称『スペアザ』 日比谷野音での最高に気持ちのいいライブの映像をば。 音楽的には、PHISHなどの流れを組むインストが中心。 難しいことをさらりとやってのけてしまうような、 肩に力の入っていない脱力系の音世…

【故郷を想いながら】 In My Life / The Beatles

一ヶ月後にお盆を控え、 帰省の計画を練っている方も多いのではないでしょうか? 年を重ねるごとに、 帰る場所があることは、本当にありがたいことだなぁ と、しみじみ感じるようになりました。 そうやって故郷を想う時、 必ず頭に浮かんでしまう曲がありま…

【夕焼けの空を眺めながら】 口笛 / Mr.Children

結婚式のムービーですが拝借します。 たかしさん、えつこさん、末永くお幸せに。 ********************************** 夕暮れ時、 真っ赤に染まった空を眺めながら聴くのに、 これほどハマる曲はないのではないでしょうか…

【新しい一歩を踏み出す時に】 Whatever / Oasis

どうなろうと 俺の自由だ という、これでもかという自己肯定。 カノン進行の単純なコードを、 シンプルに堂々とかき鳴らす。 ただそれだけなのに、なんてかっこよくて、 なんて勇気をもらえるんだろう。 オアシスは本当、 不思議なバンドだ。 【収録アルバム…

【宇多田ヒカルも恋した、都会の夜の音楽】 The Blue Nile

ブルーナイルほど、上質な夜の音楽を安定的に届けてくれるバンドはいない。 20年間で発表したアルバムはわずか4作。 非常に寡作です。 しかしながら、作品の質の高さには定評があり、 タイトルに挙げた宇多田ヒカルのほか、 フィル・コリンズやロビー・ロバ…

【騒々しい夏の日に】 やがて鐘が鳴る / フリッパーズ・ギター

オザケンこと小沢健二とコーネリアスの小山田圭吾が組んでいた奇跡のバンド。 軽快にかき鳴らされ、重ねられていくギター。 せわしなく打ち鳴らされるスネア。 そんな喧噪のなか、力むことなく響く独特の歌声。 こんなおしゃれで爽やかで静かに激しい音楽が…

【炎天下の午後に】 Call it Love / Poco

日射しがどんどん強くなって、 本格的な夏の到来を実感しております。 とにかく、暑い。 もちろん、 エアコンを付ければ解決する問題ですが、 あえて窓を解放し、 扇風機を回しながらビールを飲むのも、また一興。 ちょっと大人な夏の味。 暑い休日の粋な楽…

【問答無用で踊りたい時に】 World's On Fire / The Prodigy

とにかく激しくて攻撃的なダンスビート! これ聴いたら、身体が動き出すこと間違いなしです。 2008年のサマーソニックの映像。 この年は初来日したオアシスの弟分、 ザ・ヴァーヴとのダブルヘッドライナーという位置づけ。 とにかく熱気が物凄いのは言うまで…

【月の綺麗な、神秘的な夜に】 Moon Shadow / Cat Stevens

独特の鼻声と、 やさしいアコースティック・ギターの音色が心地いいです。 タイトルに「Moon」とあるように、 ぜひ月の綺麗な夜に耳を傾けたい。 車の通行量も減る深夜、 静かに流すには最高の音楽です。 【収録アルバム】 Very Best of Cat Stevens posted …

【超攻撃的ロックン・ロール・ドラム】 池畑潤二(The Roosters)

ルースターズのドラマーとして、 日本のロック界でもずば抜けて切れ味鋭いドラミングをするイケハタ。 音圧・シャープさ・小気味よさ、 直線的でとにかくドライブしまくります。 この曲でのドラミングはもはや超人的。 0:34からのハイハットプレイの疾走感は…

【森とパンと珈琲と】 Night Owls / 中村まり

一度聴いたら忘れられない声ですよね。 独特なフックのある、魅力的な声だと思います。 タイトルには「Night」とありますが、 避暑地、例えば夏場の軽井沢のようなところで (行ったことないので全部想像です) 9時くらいにゆっくり起き出して、 森を眺めな…

【早朝散歩のお供に】Women of the World / Jim O'Rourke

ジム・オルークさんの名曲。 ボヨ~ン うにょ~ん という音世界が気持ちいい。 移住してから朝型生活がすっかり定着したのですが、 早朝、日の出前の川沿いを散歩しながらこれを流すのが 最近の定番。 むらさき色の空を眺めながら、 ぼんやりゆっくりとサン…

【青春時代の思い出に浸る】 1979 / Smashing Pumpkins

ぼくがこれまでの人生で一番リピートしたMV。 これを見る度に、 高校時代の不器用でとんがっててかわいらしい自分を思い出すのです。 いかにも90年代アメリカのハイスクールって感じでいいですよね。 ビリー・コーガン、 こういうセンチメンタルな曲を書…

【のんびりドライブに】 Hold My Hand / Hootie & The Blowfish

イントロのギターのあたたかみのある音から、 アメリカの広大な大地が連想されます。 行ったことないですけど。 見渡す限りの茶色い大地(デスバレーあたり?)と青空を眺めながら、 グラサンにカウボーイハット、クラシックカーでコーラ片手に、 時速100km…

【人恋しい夜に】 Near You Always / JEWEL

なんだか心が虚しくて、 妙に人恋しい時ってありますよね。 そんな夜に、心の中にすぅーっと入ってくる曲。 「愛してる」なんて言わないで その言葉は あまりに深く私に響き 核心を揺さぶるものだから から始まるこのナンバー。 最後まで聴くとわかる通り、 …

【帰り道にちょっと元気をもらう】 人工衛星 / CECIL

ゆきちさんのウィスパーボイスがほんっっっと素晴らしい。 なんとなくこれを聞きながら歩いていたら、 今日が七夕だったって気付いた。 「君が泣くことなんか ないんだ」 って歌詞がいいですよね。 【収録アルバム】 CINEMA SCOPE posted with AZlink at 201…

【雨の日に元気をもらう曲】 雨曝しなら濡れるがいいさ / eastern youth

雨に立ち向かう。 メガネでスキンヘッドなおっさんが、 顔をくしゃくしゃにしながら、 感情の全てを荒々しくぶちまけて、 咆哮しながら立ち向かっていく。 なんだか妙にアドレナリンを放出してしまう曲。 【収録アルバム】 雲射抜ケ声 posted with AZlink at…

【二日酔いの朝に】 Sunday Morning / Velvet Underground

頭がボーっとする、ちょっと飲みすぎた次の日。 ぼんやりした頭で耳を傾けるにはもってこい。 ちょっとしたトリップ体験。 【収録アルバム】 The Velvet Underground & Nico 45th Anniversary posted with AZlink at 2015.8.18 Nico and The Velvet Undergro…

【夜更かしを楽しむ】 00:00:00 / 口ロロ

00:00:00 / 口ロロ アーティスト名は、「くちろろ」と発音する。 何気にいとうせいこう(日本のヒップホップの第一人者)が在籍。 ありそうでなかった、時報を使った珠玉のポップソング。 今日は金曜の夜。 羽目を外して、日付が変わっちゃってもいいじゃな…